この記事では検索順位が急に落ちた原因とその対処法を、原因ごとに紹介いたします。
まずは、順位の変動は日常的(毎日)起こっているということを念頭に進めてまいります。
Google検索エンジンは日々、数億というサイトを巡回しており、良質なサイトを優先表示させる為に成長しています。また定期的に専門的なアップデートを行い精度を高め続けています。
検索順位が落ちる主な原因
検索順位が落ちた際に考えられる主な原因はこちらです。
- 検索順位が落ちる主な原因(1)明らかなGoogleガイドライン違反
- 検索順位が落ちる主な原因(2)アップデートによる影響を受けた
- 検索順位が落ちる主な原因(3)サイトの問題 (コンテンツや、UI/UX/閲覧環境)
- 検索順位が落ちる主な原因(4)たまたま
先ずは当該サイトの状況が上記に当てはまるかチェックしてみましょう。
(1)明らかなGoogleガイドライン違反
こちらに該当するサイトはGoogleから「ペナルティ」を受けると特定の検索ワードの検索順位が圏外になります。重度の場合は、サイトそのものが、何で検索しても圏外に。「ペナルティ」には自動と手動があり、手動ペナルティの場合はGoogleサーチコンソールで確認可能です。しかし、自動ペナルティの場合は確認する方法がないため、仮説を立て原因を探り、改善していく必要があります。どのような物がGoogleガイドライン違反に当てはまるのか。は以下のウェブマスター向けガイドラインをご確認下さい。
(2)アップデートによる影響を受けた
特に最近は2018年8月1日に実施されたGoogleコアアップデートによる医療関係サイトの急落が多く報告されています。
順位が落ちてしかるべき=「なるほど」と思えるようなサイトもあれば、原因究明までに時間を要するサイトもございます。また、実はそれ以前に実施された医療・健康アップデートが原因となっていることも多いです。まずはご相談ください。
こちら↓の公式ブログも参考になるかもしれません。
医療や健康に関連する検索結果の改善について
(3)サイトの問題 (コンテンツや、UI/UX/閲覧環境)
コンテンツ
こちらはサーチコンソールの検索クエリを確認し、実際にユーザーが検索しているクエリと、当該サイトが発信しているコンテンツの整合性を確認し、整合性が低ければ、リライトを行い、検索クエリに合わせていくのが近道です。
UI/UX
UIとは、ユーザインタフェースといい【ユーザーの目に触れ、使用する部分】のことを表します。
UXはユーザーエクスペリエンスといい【ユーザーが製品・サービスを通じて得られる体験】のことを表します。
UIを向上させることにより、UXが向上するといった考え方です。UI/UXを向上させるためには、「ターゲット」を明確にし、そのターゲットがどのような条件をもって良いと感じるのかを把握することが必要です。
閲覧環境
観覧環境についてはサーバーやドメインのエラー(サイトが表示されない)、サイトそのものが閲覧し辛いといった状況が考えられます。
サーバーやドメインの更新期日を過ぎても料金のお支払いがない場合はエラーが出てサイトが表示されなくなります。また、ほとんどの場合、元に戻すのに時間も費用も掛かりますので、管理にはお気を付けください。
(4)たまたま
こちらは1日、2日様子を見てみましょう。それでも順位が戻らない場合は(1)(2)(3)に該当する事になります。
まとめ
上述したように、一言で「順位が落ちた」と言っても様々な要因、原因が考えられます。また、順位の急落が死活問題となるお客様もいらっしゃるでしょう。少しでも早く回復させるために、上位化実績豊富なS&Eパートナーズに是非お問い合わせ下さい。