【リスティング広告】キーワードと広告文の修正でROASが118%アップした事例
自社でWeb広告を運用していて、かけた広告費に対してWeb広告がどれくらいの貢献度があったかしっかりと把握できていますか?把握はできているけれども、この貢献度を改善するためにどうしたら良いのか分からなくて困っているということはありませんか?
今回は広告費に対して、どのくらいの貢献度があったかを表す指標のROASについてご説明し、Web広告におけるROASについて知っていただいた後に、実際にROASが改善した成功事例をご紹介していこうと思います。
そもそもWeb広告におけるROASとは?
ROASとは、「Return On Advertising Spend」の略称で、Web広告の費用対効果を表す指標で、Web広告を運用する上で重要な指標のひとつとなります。
Google広告 ヘルプ 目標広告費用対効果(ROAS)とは
ROASの計算方法
ROASの数値は、下記の計算式で算出することができます。
ROAS=売上金額÷広告費×100(%)
例えば、広告費を50万円かけて60万円の売上が発生した場合は、ROASが120%となります。
例:60万円÷50万円×100=120%
お客様の課題・要望
今回ご紹介するのは、自社ECサイトでBtoB向けカメラを販売されている企業様です。
Web広告運用開始後、ROASが伸び悩んでしまったというご相談をいただきました。
ROAS数値改善のために実施した施策
まずはじめに、流入する検索クエリの傾向から、どんなニーズを持ったユーザーが広告経由で流入しているのかを分析いたしました。
その結果、「地域名×商品」のキーワードで流入するユーザーが多いことが判明しました。「地域名」と掛け合わせるということは、ニーズに地域性があるということです。今回のお客様の商材の場合ですと、実際に手に取って商品を確認できる店舗や、設置工事まで実施してくれる業者を見つけたいという要望が想定されました。
今回の事例のお客様のサービスは販売までを対象としており、設置等は行っておりませんでしたので、ターゲットとなるのは「BtoB向けのカメラを購入したい」ユーザーのみとなります。そのため、設置や実店舗への来店を希望される検索語句では獲得に繋がりにくいと判断し、獲得したいユーザーに向けてしっかりと広告が表示されるように、除外キーワードの設定を行いました。
その他にも、よりECサイトで商品購入を検討しているユーザーに広告をクリックしていただきやすくするために広告文の調整もあわせて行いました。
施策反映後の結果
上記施策の結果、ROASが118%上昇いたしました。わずかですが、あわせてコンバージョン率も改善しております。
まとめ
Web広告は広告配信後の結果を見て分析をし、改善を行っていくことがとても大切です。そうすることで今回のように、実際に広告経由で流入したユーザーがどんなニーズを持っているのかを検索クエリから読み取ることができます。
今回のお客様のように、読み取った情報をもとに改善を行うことで成果に繋げることが可能なため、ぜひ行ってみてください。
「やっぱりちょっと自分で改善をするには不安がある」といった方や、「自社でWeb広告の改善策を見つけるリソースがなくて困っている」といった方は、S&EパートナーズではWeb広告アカウントの無料診断も行っておりますので、いまの運用に不安を感じている方や、アドバイスが欲しい!といった方はぜひご相談ください。
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野島充能
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