レスポンシブ検索広告の有効性を改善し、パフォーマンスを最大化させるためのポイントを解説
自社でリスティング広告の検索連動型広告を運用している場合、
「思ったように成果が出ていないので何か対策したい」
「今より改善していくために何をしたらいいかわからない」
と次の施策に悩む担当者様もいるのではないでしょうか。
広告の改善にどこから手を付けていいかわからない場合、まず始めにレスポンシブ検索広告の有効性を上げられないか試してみるのも良いでしょう。
Googleの発表では、レスポンシブ検索広告の有効性を上げるだけで、クリック数とCV数を最大9%増加させることができると言われています。
今回の記事では、レスポンシブ検索広告の有効性の確認方法や改善方法について詳しく解説していきます。
目次
レスポンシブ検索広告の有効性とは
レスポンシブ検索広告の有効性とは、広告の見出しや広告文のテキスト部分の関連性、品質、多様性を測定する指標です。
有効性を高めることにより、ユーザーに適切な広告を表示させ、広告の掲載結果の向上に繋げることができます。
要するに、広告掲載しているランディングページと広告設定しているキーワード・広告見出し・広告文を極限まで調和させ、バリエーションを増やしていくと有効性が上がっていくと言うことです。
レスポンシブ検索広告の有効性を確認する
Google広告の場合、「優良」「良」「平均的」「低」の有効性をGoogle広告画面上で確認することができます。
全体の有効性の確認方法
Google広告の場合、レスポンシブ検索広告の有効性の確認は、レスポンシブ検索広告の編集画面とキーワードのスコアの画面から確認することが可能です。
広告見出し・広告文の有効性の確認方法
「アセットの詳細を表示」をクリックすると、掲載結果を確認することができます。
有効性を改善するメリット
有効性を改善することにより、検索広告全体のパフォーマンスを高めることにも影響を与えます。
品質スコアの向上
低いCPC(平均クリック単価)で広告掲載が可能になり、CTR(コンバージョン率)も増加させることもできます。
結果的にCPA(コンバージョン単価)の低下に繋げられます。
表示されていないキーワードで、配信される可能性がある
インプレッション数が増加するようになり、今まで配信できていなかった検索語句で広告表示されるようになります。
その結果、今まで配信できていなかった新規ターゲット層へのCV獲得が見込めます。
レスポンシブ検索広告の有効性の改善方法
主な改善方法としては「広告見出し」「広告文」の修正が挙げられます。
全角の場合の上限数は、広告見出しが15文字、広告文が45文字です。
上限の文字数ギリギリまで使用すると有効性も上がりやすいと言われています。
広告見出しを15個登録する
広告見出しは基本的には上限である15個を登録しましょう。
どんなに少なくても8個以上は必須です。
似た表現が増えないように、以下の内容を踏まえて作成しましょう。
・5個は社名や商品・サービス名を入れる
・10個は良く検索される主要キーワードを使用する
・8割以上のキーワードを見出しに盛り込む
※キーワードが多い場合は「キーワード挿入機能」も有効
広告文を4個登録する
広告文は良く検索される主要キーワード + ランディングページで使用されているフレーズ・キャッチコピーで組み立てると作成しやすいです。
全角40文字以上で作成し、広告文の上限である4個を登録しましょう。
有効性は「良」以上を目指す
レスポンシブ検索広告の有効性の評価値として「優良」「良」「平均的」「低」があります。
「低」から「優良」にした場合、クリック数とCV数が最大9%増加する可能性があると言われているので、「良」以上に改善できるように努めましょう。
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座右の銘
素直に、謙虚に、誠実に