h1タグ最適化だけで83位から8位にアップした事例!!
SEO対策を行う際にhタグの設置は重要な要素となります。hタグを適切に設置することでユーザーと検索エンジンにページ内容を正しく伝え、SEO効果を得られます。
そして、hタグの中で一番重要なのがh1タグです。タイトルタグの次に重要となります。h1タグのSEO効果を最大化するためには、ページ毎に独自の内容を記述することが重要です。
そこで今回は、「h1タグ最適化」で順位を80位上げた産業廃棄物処理サービスを提供するお客様の成功事例をご紹介しますので、ぜひご参考にしてみてくださいね。
お客様の課題・要望
今回ご紹介するのが法人向け産業廃棄物処理を運営しているお客様です。
競合サイトを参考にしながら、ご自身でサイトにサービス情報などを追加したり、SEO施策もおこないましたが、対策ワード「産業廃棄物 大阪」の順位はなかなか上がらないというご相談をいただきました。
実施した施策
サイトを調査した結果、ページの大見出しにあたるh1タグが全てのページ共通の内容に設定されていました。
原因は、ヘッダーに設置しているロゴ画像のALTテキストをh1タグに設定していたため、全ページ共通になっていました。
大見出しは、ページタイトルと同じく1ぺージ1つ、1テーマが鉄則。それぞれのページに合わせたh1大見出しを付ける必要がございます。
そこで、各ページの見出しを見直し、以下3つの施策を行いました。
・全ページ共通となっていたヘッダーのh1タグを削除
・各ページの見出しへh1タグの設置
・見出しタグ最適化
■ヘッダーロゴ画像
施策反映後の結果
各ページのh1タグ最適化を行った3週間後、「産業廃棄物 大阪」83位から8位にアップしました。
施策のポイント
h1タグは大見出しとして認識させ、各ページにどんな内容が書かれているかを明示する大きな役割があります。
ヘッダーに共通のh1タグが設置されていたため各ページの内容を検索エンジンに正しく伝えることができませんので、各ページで適切な見出しへh1タグを設置しました。
そして、上位化させたい「廃棄物・不用品の持ち込み」ページに対して、見出しタグ・内容に対策ワードの追加を行いました。そうすると、検索エンジンだけでなく、ユーザーにもページ内容を伝えることができ、内容を理解しやすくなります。
また、 今回のお客様の場合改善する必要はなかったのですが、普通見出しを見直すとき、確認すべき点があります。
- h1タグは1ページに複数設置していないかを確認
- hタグの順番が間違ってないかを確認
先述の通り、h1タグは各ページにどんな内容が書かれているかを明示する見出しですので、複数設置すると、検索エンジンは該当ページの主旨を正しく認識してもらえないので、1つだけにしましょう。
h1タグは大見出しにあたり、hタグの中で最も重要です。次はh2、h3、h4、 h5、h6のように重要度は小さくなっていきます。順番を誤って設定すると、情報の重要度を検索エンジンに正しく伝えられないので、下図のように正しい構造を設定しましょう。
まとめ
いかがでしょうか。h1タグを全ページヘッダーロゴに指定してしまうと、h1タグ本来の役割を十分に果たせませんので、ぜひ各ページ固有の内容をh1タグに設定してください。hタグを正しく設定することでSEOに良い効果につながります。
確かに全ページのh1タグを修正するのにかかった工数を考えたら躊躇してしまうかもしれませんが、今回紹介したお客様のように、h1タグを最適化した後、順位もアクセスもぐっと上がった事例もありましたので、ぜひ行ってみてください。
また、社内にコーディングを行うスタッフがいらっしゃらないとき、h1タグの設定があってるか確認したい、サイトの修正が可能か確認したい場合はご相談ください。
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