1. HOME
  2. ブログ
  3. 【リスティング広告】マイクロコンバージョン設定から有効なキーワードを発見して成果に繋げた事例

【リスティング広告】マイクロコンバージョン設定から有効なキーワードを発見して成果に繋げた事例

マイクロコンバージョン設定

リスティング広告を運用しているお客様から、
「CVが多く取れるキーワードを掘り起こしたい。」
「高額品でCV数が少なく、有効な広告配信キーワードを特定しにくい。」
というご相談を頂くことがあります。

そのような場合は、マイクロコンバージョン設定を行うことが有効です。
マイクロ コンバージョンとは、最終的なコンバージョンの手前や中間地点に設定するコンバージョンのことです。
例えば、「お問い合わせ完了」をコンバージョンとして定義している場合、ひとつ手前の「お問い合わせページの遷移」や、お問い合わせの前段階である「資料請求」をマイクロコンバージョンとして設定することが多いです。
マイクロコンバージョン設定を行うことで、CVには繋がっていないものの有効なアクションを取るキーワードを特定することができる場合があります。

今回の記事では、マイクロコンバージョン設定から有効なキーワードを発見して成果に繋げた事例をご紹介します

マイクロコンバージョンを活用して成果が出たお客様の事例

コールセンターやコンタクトセンターなどで使用する自動応答システムのツールを提供しているお客様の事例をご紹介します。

マイクロコンバージョン設定を行った背景

当初、お客様が提供しているツール名や、他社サービス名などで広告を配信し、CV獲得する方針で進めておりました。
しかし、CVが月1、2件しか出ておらず、12月のCV実績はゼロであり、全ての広告運用期間の平均CPAも112,331円と高騰していました。
より広いキーワードでも配信しCVの増加とCPAの減少を目指すため、キーワードの新規追加を行う必要がありました。

そこで、まずはCVに繋がる可能性のある「導入事例」や「問い合わせページ」への遷移をマイクロコンバージョンとして設定し、有効なアクションを取るキーワードの特定に努めました。

マイクロコンバージョンを設定して有効なキーワードを特定

マイクロコンバージョン設定を行って2か月間のデータを分析したところ、「問い合わせシステム」「コールセンター 呼量削減」「コールセンター 顧客満足」などの検索クエリからマイクロコンバージョンが獲得できていました。
その結果を踏まえ、コールセンターやコンタクトセンターで効率化を図りたいと考えているユーザーが検索するであろうキーワードを中心に、25個のキーワードを新たに追加しました。

追加した25個のキーワード一覧

新たに追加した25個のキーワードは以下の通りです。
2月事例ブログ

※CSとは、「顧客満足度」を意味し、顧客の期待値(満足度)の程度のことです。

成果

新規でキーワード追加後、1/10~12の3日間でCVを1件獲得することができました。
CV獲得できたキーワードは「コールセンター cs」でした。
CPAも14,057円となっており、全ての広告運用期間の平均CPA112,331円と比較しても大きく改善させることができています。

2月ブログ

まとめ:CVデータが少ない場合はマイクロコンバージョン設定が有効

商品・サービスにもよりますが、申込み完了や問い合わせ完了のようなコンバージョン設定だけでは、CVが少ないお客様もいます。その場合は、問い合わせページへの遷移や別ページへのクリックなど、コンバージョンの手前や中間地点のアクションをマイクロコンバージョン設定をすることにより、広告配信すべきキーワードを見つけることができます。

マイクロコンバージョン設定が重要であることはわかったけど、自社のアカウントでも設定すべきかわからないというご担当者様や、どのページやクリックをマイクロコンバージョン設定すべきなのかわからないというご担当者様もいらっしゃると思います。
S&Eパートナーズでは広告運用の無料診断を承っておりますので、そのようなお悩みをお持ちの場合はお気軽にご相談ください。
月30アカウント以上運用しているリスティング広告運用担当者がCV実績を分析し、最適な改善案をご提案します。

自社運用が上手くいかない方必見!成果に繋げる伴走型サポート

S&Eパートナーズのリスティング広告運用代行サービスの詳細はコチラ

野島充能

野島充能

S&Eパートナーズ株式会社でWEB広告の運用サポートを行っております。 WEB広告未経験で入社したからこそ、初めての方にも分かりやすくサポートさせていただけるよう心がけております。

座右の銘
素直に、謙虚に、誠実に

このパートナーの事例を見る▼

関連記事