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サイトリニューアル時に起きる順位下落の原因と解決方法!

「サイトをリニューアルしたタイミングでSEOの順位が下がってしまった!」
お客様からよくいただく相談のひとつです。
今回はサイトリニューアルで順位が下がってしまったサイトの原因と解決方法を、順位復活の成功事例を取り上げながら解説します。

お客様の課題

今回の事例は、縮毛矯正専門美容室を経営しているお客様。
サイトをリニューアルした後、対策キーワードでの検索順位が下がり、アクセスが大きく減少してしまいました。

原因

お客様の悩みを聞いて、調査した結果、リニューアルされたサイトの中に旧URLページが残ったままになっていることが明らかになりました。
例えば料金ページの場合:
旧URL: https://oo.jp/price
新URL: https://oo.jp/new-price
上記のようにURLが異なって内容が同じだとしても、両方インデックスされているため、検索エンジンに重複URLとして判断されてしまいます。

改善施策

重複URLがあると、検索エンジンからの評価が分散し、サイト全体の順位が下がってしまいます。
そこで、Googleに不自然にページを増やしていると判断されないよう、旧URLを削除し、新しいURLへリダイレクトするようにご提案し、実施をいたしました。
リダイレクト設定は、あるページの情報を別のページに転送することです。
リダイレクトを行う前に、誤削除を防ぐため、リニューアルされたサイトの中に旧URLページが残っているかを確認し、重複URLを洗い出すことが必要となります。

洗い出した旧ページの削除と新ページへのリダイレクト設定を社内のエンジニアに依頼しました。

結果

リダイレクト設定を完了してから1週間で対策キーワード「縮毛矯正 大阪」が34位から11位にアップしました。現在は10〜20位を推移しております。

リダイレクト設定してから直近1ヶ月ぐらいのアクセス数は前の期間より増加しました!

【Googleサーチコンソールのデータ】

その他のよくある失敗

ほかにもサイトリニューアル時によくある失敗について説明します。

インデックスされなくなった

新しいワードプレスに変更した際に、「インデックスしない」というチェックにチェックが入ったままになっているなど恐ろしい事例もあります、、
「インデックスしない」のチェックを外さないと検索エンジンが情報収集をしなくなりますので、必ず確認しましょう。

全ページのメタタグ内容を適切に設定していない

サイトをリニューアルする際、ユーザー目線で見た目のものを更新してメタタグ(title、description、h1)を適当に入れてしまう事例もあります、、
そうすると、検索エンジンにページ内容を理解してもらうことが難しくなって、順位も落ちてしまいます。
そこで、サイトをリニューアルした後に必ずメタタグの内容はページごとに適切に設定しているか必ずチェックしましょう。

まとめ

Googleに不自然にページを増やしていると判断されないようにサイトリニューアルの時、今回の事例サイトのように旧URLは必ず削除しましょう。
旧から新にリダイレクト設定することによって、ユーザーが迷わず新しいページに移動でき、ユーザーを失う懸念がなくなります。
ぜひサイトのリニューアルをする際は上記のポイントを意識して行ってみてください。
また、リニューアルで順位が下がった、アクセスが減った時に社内にSEO知見を持つ方がいらっしゃらない、どうすればいいのか分からない場合、SEO専門会社にご相談下さい。
S&Eパートナーズでは、サイトリニューアルで順位が下がった、アクセスが減ったなどについてのご相談も承りますので、お気軽にお問い合わせください。

李娜

李娜

S&Eパートナーズ株式会社でSEO対策サポートを行っております。SEO初心者の方にも分かりやすく伝わるようにご案内致します。

座右の銘
好事魔多し

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