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投稿日 : 2017/01/13 更新日 : 2018/07/24

「読ませる」文章を作る3つのポイント


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「読ませる」文章を作る3つのポイント

昨年12月に公開した「読ませる」ブログタイトルを付ける5つの方法では、ユーザーに「読んでみたい!」と思わせるためのブログタイトルを付けるコツを紹介しました。

しかしあなたが文章を書く一番の目的は、文頭から文末まで、記事の全文を読んでもらうことのはずです。そこで今回は続編として、ブログ記事を文頭から文末まで、全ての文章を「読みたい!」と思わせるための3つのテクニックご紹介します。

「読ませる」文章作りの3ポイント

1.「滑り台効果」を活用する

ライティングの分野において、「全ての文章の役割は、次に続く文章を読ませることだ。」と言われています。タイトルは大見出しを読ませるために、大見出しは小見出しを、1行目は2行目を、2行目は3行目を・・・といった形です。

このように「次の一文も読みたい!」と思わせることを意識して文章を作ることが、「滑り台効果」と呼ばれるテクニックです。ブログを作成する際には、文字数のボリュームを見せるために、特に意味のない文章を書いてしまいがちですが、「無駄な文章」はユーザーの興味をなくさせるため逆効果ですので、注意しましょう。

2.「好奇心の種」を文章に撒く

「好奇心の種」とは、読み手に文書の続きを読ませるために設置する、興味を抱かせるフックのようなものです。好奇心の種を上手く文章の随所に埋め込むことで、読み手の「読みたい!」という感情を高めることが出来ます。

「ここまで文章を読まれた方は、◯◯と疑問に思われたのではないでしょうか?この後、その疑問を解消する答えをお伝えします。」「ここまでの内容は、これからお伝えすることを理解するための予備知識です。ここからが最も重要なポイントになります。」などが具体例です。

3.「ラポール」を読み手と結ぶ

「ラポール」とは心理学用語で「信頼関係」を指す言葉です。ライティングの分野においても、読み手との信頼関係を結ぶことを意識することで、読まれる文章を作ることが可能になります。「内容に信憑性がない」「なんだか胡散臭い」「疑問が残る説明ばかりだ」などの感情を読み手に抱かせることは、途中で読むことをやめさせることに繋がります。

読み手とラポールを結ぶには、読み手が何を望んでいるのか、そしてどのような感情で文章を読んでいるかを考えることが重要です。読み手が望む情報を分かりやすく与え、そして「まさに自分に当てはまる!」など共感を得ることにより、読み手はあなたを信頼してより多くの文章を読んでくれるでしょう。

最後に

今回は「読みたい!」と思わせる文章を作るための、以下の3ポイントを紹介しました。

1.「滑り台効果」を活用する
2.「好奇心の種」を文章に撒く
3.「ラポール」を読み手と結ぶ

いずれのポイントも、「読み手の心理を意識する」という点で共通していることがお分かりいただけると思います。相手の心理を考えることは対面でのコミュニケーションでも重要ですが、ライティングのメリットは何度でも読み返し、修正することが出来るという点にあります。

折角書いた文章を出来るだけ多くの読み手に文末まで読んでもらうために、是非以上のポイントを実践してみてください。

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