【ECサイト運用者必見！】画像SEO対策の具体的方法

こんにちは。S&Eパートナーズの門田です。こちらの記事ではECサイト運用者必見の画像検索最適化の方法をご紹介します。

先日、アメリカの調査会社、eMarketer社の調査によると、インターネットユーザーの75%が、商品の購入前に商品画像を検索していると発表しました。なんと商品画像をまったく検索しないユーザーは、わずか3%とのこと。検索ユーザーのなかで、画像検索の割合がここまで多いとなると、SEM（検索エンジンマーケティング）においては、像検索からの流入が成功へのカギとなりそうです。とくに商品画像がコンバージョンのほとんどを決めると言っても過言ではないECサイトにとっては、いま最も取り組むべき対策といえるでしょう。

今回は、画像検索からの流入を増やしたい！でもどのように初めていいかわからないという方向けに、画像検索からの流入の現状把握から具体的な対策方法をご紹介します。

まずは画像検索からの流入数を把握する

先ずは自社のサイトの数値を把握しましょう。意外と知らない人が多いのですが、Google画像検索からの流入数は、サーチコンソールから確認することができます。

1.サーチコンソールにログインし、検索パフォーマンスをクリック

2.検索タイプをウェブから画像に変更

これで自社の画像流入数を把握することができます。
下記のようにウェブからの流入と比較してみてみるとよりアクセス状況を把握できるのではないでしょうか

こちらはウィッグの通販サイトの数値。Web検索787万回に対し、画像検索が272万回あり、なんとその割合は34％にも達しております。この数値を見るといかに画像検索最適化が重要かわかりますよね。
自社の数値を確りと把握し、適切な目標をたてて実行あるのみ！とにかく流入数を増やしたいなら現状数値の130%増を目標に対策していきましょう。

画像SEOに効果的3つの方法を紹介

以前、【画像のSEO対策で上位表示させるための8のポイント】にて8つの基本的な対策内容をご紹介しましたので、今回は少し技術的な内容をご紹介します。

1.画像を圧縮する（表示速度を考慮する）

ファイルサイズを最適化することで、Google画像検索においてインデックスされる確率が向上します。画像の表示速度が速いか、速度が最適化されているかどうかGoogleの表示スピードチェッカーで調べることができます。画像を圧縮するには、TinyPNGといった便利なツールがあるので是非活用ください。

ぱんだが画像を圧縮！？【TinyPNG】

2.構造化データを追加する

Googleは画像検索の結果において、詳細な商品情報を提供できるよう、商品ページに構造化マークアップを施すことを推奨しています。マークアップし検索画面をリッチにすることでアクティブなユーザーは検索結果に表示される商品の価格・在庫状況・レビューを確認でき、クリックしてもらいやすくなります。マークアップ方法については下記のステータスレポートをご参照ください。

Google公式「リッチリザルトのステータスレポート」

3.画像にセマンティック マークアップを使用する

Googleに画像を検出されやすくするには画像にセマンティック マークアップを使用しましょう。
Googleではページの HTML を解析して画像をインデックスに登録しますが、CSS の画像はインデックスに登録しません。

まとめ

今回は画像検索の最適化についてご紹介しましたが、通常のSEO対策と同様にコツコツとした作業をす必要があり、近道はありません。
商品点数が10,000点を超えるようなサイトを運営をされている場合は、ALTの最適化やマークアップの記述などは気が遠くなる作業ですが、効果は絶大ですので是非実践しましょう。
今回の画像検索をふくめ、サイトのアクセスをもっと増やしたい！とお考えの方は是非一度無料相談窓口にお問い合わせ下さい。

SEOとは？初心者にもわかりやすく基本の対策方法を解説しています。