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「楽天SEO対策で上位化はできますか?」に回答します。【SEO対策専門企業の2023年現在の見解】
こんにちは。S&Eパートナーズの門田です。
20年のECサイト運営をルーツにもつS&Eパートナーズには、ECサイト運営者・通販事業者さまから様々なお問合せをいただきます。その中でも「楽天モール内の検索結果の上位化(楽天SEO)はできますか」という質問を本当に多くいただきますので、今回はこちらの質問に回答したいとおもいます。
結論からお話すると
回答 : 楽天SEO対策での上位化は可能です!しかし、弊社は楽天SEO対策サービスは行っておりません。
その理由について、説明いたします。
当記事を音声解説した動画もご用意しております。
目次
楽天SEO対策の成功事例
ブログではいつも「論より証拠」ということで、実績データを紹介しています。今回は楽天SEOのお話ですので、まずはじめに弊社の楽天SEO成功実績をご紹介。
こちらは、2020年7月31日現在の楽天市場の商品検索結果です。
赤枠が弊社のクライアントの商品、ビッグワード“ダイヤモンド ネックレス”で堂々の自然検索1位を獲得中。楽天内総商品数 約350,000点の頂点です。
ビッグワードで1位を獲得すると必然てきに売上も爆発的に伸び、上位化した月以降は売上が昨対比200%越えの結果に。これは弊社の楽天SEOの成功実績の1つですが、このように楽天市場でもGoogle同様にビッグワードで上位化することは可能です。
しかし、前述のとおり現在S&Eパートナーズは楽天SEO対策のサービスを行っておりません。その理由を楽天検索エンジンの最新ロジックを解説しながらご説明します。
※当該ブログから2年経過しましたので、現在、2023年2月1日の検索結果を改めて掲載します。
1位から惜しくも2位に、、、
ただし6位や8位にも他の商品がランクインするようになり、総合的なアクセス・売り上げは2年たった今も増え続けています。
楽天SEOの最新ロジック
楽天市場の発表では、楽天で商品を探すユーザーの約70%以上は検索エンジンからの流入であると言われています。つまり楽天で売上をあげるためには検索エンジンからのユーザーを獲得することが非常に重要ということになります。
Googleと同様に詳細なアルゴリズムは公開されていません。Googleのスターターガイドのような検索エンジン専用のガイドラインはありませんが、「取扱禁止商材・禁止行為ガイドライン」を順守したページの設定を行うことが第1歩です。
MEMO
→ Google検索エンジン最適化スターターガイド
→ 楽天市場-取扱禁止商材・禁止行為ガイドライン ※要RMSログイン
Googleほどの頻度ではございませんが楽天検索エンジンもアップデートを繰り返しており、数年前はとにかくレビューの数を集めることが上位化の近道!でしたが、今はロジックが変化して大きく分けて4つの指標が重要になっています。各商材のカテゴリによることなるアルゴリズムを持っていますが、どのカテゴリにも共通しているのは以下の4項目です。
- アクセス数
- 最適なキーワード設定
- 全商品ディレクトリIDとタグID
- 売上件数および売上額
それぞれ説明します。
順位決定要因①アクセス数
アクセス数をもって楽天の検索エンジンは、商品の人気度を測ってします。GoogleのSEO対策におけるエンゲージメントの考えかたに近いでしょうか。RPP広告とSEO対策が相乗効果が見込めれる理由もこちらにあります。
順位決定要因②最適なキーワード設定
ユーザーがキーワード検索を実施した際、検索結果に影響を及ぼす項目は意外と広範囲で、以下の項目に入力したキーワードは検索対象となります。
商品番号、商品名、PC用キャッチコピー、モバイル用キャッチコピー、PC用商品説明文、モバイル用商品説明文、スマートフォン用商品説明文、PC用販売説明文です。
特に検索項目対象の中で重要なのは、やはり「商品名」「キャッチコピー」です。この2つの項目の最適化は必須です。
順位決定要因③全商品ディレクトリIDとタグID
ディレクトリIDとは「楽天市場の中でどのジャンルに入るのか」選択します。楽天が設定したジャンルの中から、1商品につき1つだけ、必ず選んで登録します。
タグIDとは、「ジャンルの中のさらに更に詳細な分類」を登録できます。1商品につき、最大32個までのタグIDを登録できます。例えばソファーであれば「インテリアの素材」「ソファーのスタイル」「完成品/要組立」などの詳細な登録が可能です。
順位決定要因④売上件数および売上額
楽天検索エンジンの検索結果順位は商品売上の影響を強く受けます。そして、検索順位の決定要因として最も大きいと言われているのが「売上件数および売上額」です。これこそが弊社が楽天SEOサービスを行っていない大きな理由となります。
S&Eが楽天SEOサービスを行っていない理由
なぜ上位化の要因としてもっとも重要なものが売上なのでしょか。Googleの検索エンジンではそうではないはずです。それは検索エンジンの目的を理解すると、理由がわかります。Google検索エンジンとの比較で説明します。
楽天検索エンジンの目的を理解する
Google検索エンジンの目的は、何らかの欲求を持つユーザ-が探している情報に対して、価値のある情報を迅速に提供することです。
では、楽天市場の検索エンジンの目的は何でしょか。それは、買い物をするユーザーが商品を比較、検討、購入するため です。端的にいうと、【楽天市場内の商品の売上を増やすこと】になります。
売上を増やすためには、今売れている商品を上位に表示することががもっとも近道で最良の方法です。なので、順位の決定要因としてもっとも重要な要因が「売上件数および売上額」なのです。
SEO施策だけでは上位化は不可能
このように売上によって検索順位に大きな影響がでるため、SEO対策単体の施策だけでは楽天SEOは結果がでません。
売上を上げるための転換率のアップ施策や、注文単価のアップ施策、そもそも順位が上がるまでに、ほかの流入経路への施策、RPP広告やアフィリエイト、楽天市場イベントへの参加などの様々なアクセスアップ施策も必要になります。
そのため弊社では、楽天市場のSEO対策サービスは行っておらず、楽天サイトのお客様には売上げをあげるための「ECサイトコンサルティング」をご案内しています。SEO対策にとどまらず、売上をあげるために二人三脚でサポートを行います。
今回実績として紹介したクライアントもSEO対策ではなくECコンサルティングサービスでサポートをさせていただいております。ビッグワードが上位化すると、下図のようなサイクルを作ることができます。
このサイクルを生み出すことが楽天市場成功のカギです。一石二鳥とはいかず長い道のりですが、このサイクルを生み出すと売上は安定的に伸びていきます。
2020年に当該ブログを投稿してから、2年たちましたが、2023年の現在もこの見解に変わりはございません。
S&Eパートナーズはこのサイクル作りのお手伝いをします。
まとめ
S&Eパートナーズが楽天SEO対策をおこなっていない理由をお話させていただきました。
今回の楽天SEOに関るお話を整理すると
- 楽天市場ではSEO単体の施策での上位化は難しい
- 上位化させるには、売上アップのための、あの手この手の総合的な施策が必要
- 露出が増え売上が上がってくると自然と自然検索も上位化する
- サイクルを作ることで売上は爆増
S&EパートナーズはSEO対策を専門としていますが、楽天SEO単体でのサービスは行っておりません。しかし上位化は可能です。コンサルティングサービスにより、SEO対策単体のサービスよりも貴社に貢献できる自信がございます。楽天のSEO対策代行サービスをお探しのかたは、一度、弊社のコンサルティングサービスもご検討ください。
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>SEO対策方法を分かりやすく解説した対策ガイド
MSA:門田 雅史
SEO対策サポートをメインにECサイトのコンサルティング・構築支援を行っています。全日本SEO協会1級、GAIQ(Googleアナリティクス個人認定資)取得。ECサイトの運営経験で培ったマーケティングの課題解決力を生かし、成果に直結する提案に努めてまいります。
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