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【もしもの時の命綱】Xserverの「バックアップ」機能の威力と便利さをご紹介
意図しないレイアウトの崩れが起こってしまったり、サイト自体が見れなくなってしまったり…。
そして最悪なのがそのトラブルを自分で解決できない状態になることです。
今回はそのようなトラブルがあった際に、すぐに解決する手段になりうるXserverのバックアップ機能をご紹介致します。
目次
復旧作業の難しさ
サイトのトラブルが起こった時、元の状態にいち早く戻さなければなりません。
不完全な状態の表示はユーザー離れを促進しますし、サイトダウンしている状態が続くとSEO的にも悪影響が出てしまいます。
しかし以下のような要因で復旧が難しい場合もあります。
元の状態が分からない
ホームページの更新で多くの箇所を修正していて、
トラブルが起こった際
「何が原因が分からない」「元々の状態がわからない」
という状態に陥りがちです。
それらの原因の分析と調査の試行錯誤には非常に時間がかかります。
必要なデータが消える
表示に必要なCSSや画像ファイルなどをサーバ上から誤って消してしまった場合、
データファイルがローカルに残っているとは限りません。
再度それらのファイルをすぐに用意するのは困難です。
CMS自体が動かなくなる
またWordPressなどのCMSを使っていた場合、操作不能に陥ってしまうこともあります。
FTPなどでファイルを操作出来れば再度立ち上げる方法もありますが、それらの知識がないと「お手上げ」状態になってしまいます。
上記のような状態になってしまうと運用者はみな思います。
「昨日の何もなかった状態に戻したい」と…。
もしレンタルサーバ「Xserver」上でサイトを運用していれば、それは簡単に叶うかもしれません!
救世主!「Xserver」のバックアップ機能
ホームページを運用する上で「バックアップ」を取っていれば復旧の手助けになります。
しかし、それらを手動で行うのは意外と難しく面倒な場合が多いのも事実です。
それらの煩雑なバックアップ作業をXserverはデフォルトで行ってくれています。
元々は有料プラン
このバックアップ機能、元々は基本料金とは別の有料のプランでした。
しかし2020年の9月よりこれが無料となりXserverを利用するユーザーなら誰でも利用できるようになりました。
元々有料なだけあって非常に便利で使いやすい機能となっています。
7日分のバックアップを自動的にしてくれる
バックアップは毎日1回、定時に行われ保管されます。
7日分が常に保存されているので、実質トラブルが起きて1週間までなら戻すことが可能です。
データベースからメールデータまで全部丸々復旧
復旧の対象は
・画像やCSSなどのファイルデータ
・WEB環境の設定ファイル
・サーバ上で利用していたメールデータ
まで非常に幅広くカバーしています。
色々な要素が入り組んだシステムで構築されたホームページでも
サーバ上のデータを丸々復旧してくれるので、元通りになる可能性は非常に高いです。
復旧は非常に簡単
Xserver上でのバックアップ復旧作業に専門的な知識はいりません。
以下の方法で簡単に復旧を行うことが出来ます。
①Xserverのコントロールパネル上の「バックアップ」をクリックします。
②「処理種別」で「自動バックアップデータから復元」を選択します
③「対象バックアップ日」で復元したい日を選択してください
④「復元方法」で丸々復元する場合は「全て復元」を選択します。
⑤「上記の注意事項を理解した上で処理を行います」の項目にチェックをして「復元を開始(確認)」ボタンを押します
⑥確認画面より「復元を開始(確定)」ボタンを押してから10分ほどでバックアップの復元が行われます。
このように非常に簡単にバックアップの復元を行えるので、トラブルがあった際すぐに復旧を行うことが出来ます。
次回はこれらの復旧作業を行う際の注意点をご紹介します!
エンジニア:里村
S&Eパートナーズで制作を主に行っております。
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