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投稿日 : 2018/06/18 更新日 : 2022/11/01

コンテンツマーケティングの運用で必ずぶつかる疑問にお答えします!


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コンテンツマーケティングの運用で必ずぶつかる疑問にお答えします!

近年では、webマーケティングに携わる方にとって、コンテンツマーケティングやオウンドメディアといった言葉は非常に一般的な言葉になっていますね。自社のサービスの集客の為、ECサイトの運営の為にと、オウンドメディアを利用したコンテンツマーケティングは、大小問わず様々な業種の企業が運用を開始しています。
それに伴ってよく聞くようになった言葉が『ユーザーにとって価値あるコンテンツを作る』や『ユーザー目線でコンテンツを作る』というものです。今では、コンテンツマーケティングの現場では、誰もが口にする言葉で、コンテンツマーケティングのコツとして真っ先に言及される事でもあります。

その為、この『ユーザー目線』という基本的なあるべき姿という物は、webマーケティングの担当者であれば誰もが理解を持っているものですが、いざコンテンツの企画・制作段階になると様々な疑問が出てくるものでしょう。
実際に、初めてコンテンツマーケティングの運用を手掛けるといった企業の担当者等と詳細なミーティングを行ってみると、進め方やコンテンツの製作について本当に細かな部分まで質問をされるといった事が非常に多いものです。しかも、その細かな内容的な質問は、驚くことにほとんど同じような内容の事を、別々の方から毎回されるのです。

そこで今回は、コンテンツマーケティングの運用において、非常に多くの方が疑問に思う事柄をいろいろとご紹介していきたいと思います。現在コンテンツマーケティングの運用開始を計画している方であれば、恐らく同様の疑問にぶつかる事があるでしょうし、是非参考にしてみてください!

そもそもコンテンツマーケティングとは?

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そもそも論ですが、まず最初に「コンテンツマーケティングとは?」といった部分からご紹介しておきましょう。今からコンテンツマーケティングを始めようと準備している方であっても、実は「コンテンツマーケティングって何?」と質問された場合に明確に答える事が出来ないという人は多いものです。
というのも、「コンテンツマーケティングを始める理由って何?」を考えた場合には、「同業他社が成功していると聞いたから」や「最近はやっていると聞いたから」という単純な理由でスタートする企業の方が多く、コンテンツマーケティングにはどういったメリット・デメリットがあるのかといった事は一切考えていない企業というのも珍しくないのです。もちろん、コンテンツマーケティングがどういった物かを知ったからと言って成功できるわけではありませんが、知らないより知っている方が確実に成功に近づくでしょう。

少し話題がそれましたが、コンテンツマーケティングは、ここ数年で非常にこのワードを聞くようになってきたトレンドワードの様な扱いですね。単純に名前から「コンテンツを利用したマーケティングなんだな」という事は連想できると思いますが、例えばマーケティング会社等に「コンテンツマーケティングって何?」という質問を投げかけてみると「コンテンツを用いて見込み客を獲得する手法」や「コンテンツを使って顧客のロイヤリティーを獲得(向上)する手法」等と説明を受けると思います。この返答を受けたとしても、今までコンテンツマーケティングに携わった事がない方であれば「なんのこっちゃ?」と思う方も多いのではないでしょうか?
もう少し詳しく説明すると、

自社の見込み客(収益の見込めるユーザー)にとって有益なコンテンツを継続的に提供することによって、そのユーザーを自社に惹きつけ、その状態を維持し、自社に愛着を持ってもらう事で、最終的にユーザーに収益につながる行動を取ってもらうための一連の手法の事。

上記の様になります。
要は、自社の見込み客があなた方の作成したコンテンツを見て「役に立った!」「面白かった!」と思ってもらえるようなコンテンツ作りを行い、さらにそれを継続的に行うことで見込み客の信用を獲得し、最終的にそのユーザーに、サービスの入会をしてもらう事や、自社の商品を購入してもらうために行う手法と考えてください。
こうなってくるとかなりイメージが湧きやすいのではないでしょうか?

コンテンツマーケティングは、コンテンツを利用してユーザーを魅了し、納得を生み出すことによって売り上げにつなげるという物なので、冒頭でご紹介した『ユーザーにとって価値あるコンテンツを作る』や『ユーザー目線でコンテンツを作る』という事が非常に重要視されるのです。

コンテンツマーケティングの運用上よく出てくる疑問

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それでは実際にコンテンツマーケティングの運用を考えた場合、非常に多くの方がぶつかる疑問についてご紹介していきましょう。

出来るだけ費用を抑えたいのですが、デザインはテンプレートで問題ないですか?

まず、立ち上げ時点でよくある疑問です。コンテンツマーケティングとしてオウンドメディアの運用を行う場合には、ワードプレスなどのCMSを利用してサイト制作をするというのが、現在最も主流と言ってよい方法でしょう。ワードプレスは世界的にもユーザーが多いCMSで、非常に美しいデザインテンプレートも多く用意されています。中には無料で利用できる物であっても、十分企業のオウンドメディアとして役に立ちそうなものも存在しているのは事実です。
その為、こういったテンプレートを利用し、出来るだけ導入コストを下げたいと考えるのは理解できます。しかし、正直な話、いくら綺麗なテンプレートだったとしても無料のテンプレートをそのまま使用するのはお勧めできません。もちろん「ワードプレスとテンプレートを利用して」という事に関しては全く問題ありませんが、テンプレート自体はカスタマイズすることを前提にした方が良いでしょう。その理由は、

  • 似通ったデザインの物があると考えられるので、ブランディングの面で苦労する可能性が高い
  • 個人サイトの様なデザインになりがちでオウンドメディアとしての信頼性が低くなる恐れがある
  • コンテンツマーケティングに必要な機能がない場合が多い
  • 必要な機能を追加する為のプラグインを入れるとレイアウトが大幅に崩れる場合がある

上記の様な理由でテンプレートをそのまま利用するのはオススメできません。
最初は、多少費用が必要であっても、必要最低限の機能を持ち、自社のブランドイメージに合ったデザインの物にするべく、業者さんに依頼した方が良いでしょう。

毎日コンテンツのUPは必要なのか?逆にどれぐらいあげればいいのですか?

コンテンツ投稿数は非常に気になる部分でしょう。コンテンツの製作は、運営上の体制にも直結する問題ですし、効果を出すにはどの程度の記事数が必要なのかという点も非常に気になる物です。
コンテンツの公開頻度は、運用を何人で行うのかといった部分も関係してきますが、基本的に月10~20コンテンツを目標にすると良いでしょう。実際に数人程度で運用することを考えればこれ以上の数となるとコンテンツの質の低下を招いてしまいます。
また、コンテンツを公開する事ばかりに意識が行き、低品質な物でもUPしていればいいとなるのはコンテンツマーケティングを運用する意味が全くなくなってしまうので絶対にやめましょう。コンテンツの品質が下がるぐらいであれば、目標とする件数を下げてしまった方が良いので、公開数の目標に届かないとしても高品質なコンテンツを公開することを心がけてください。

微妙なコンテンツは公開しない方が良いのですか?

コンテンツマーケティングで耳が痛くなるほど『コンテンツの質』が言われることもあり、低品質なコンテンツはあげない方が良いのか?と心配する人が多いようですね。もちろん、コンテンツマーケティングでは『質』が非常に重要な物ですので、どのコンテンツも完璧と言えるようなクォリティを目指すべきです。
しかし、そのコンテンツの質が高品質なのか低品質なのかと言う部分に関しては、なかなか線引きが難しいものでもあります、例えば文字数的には少ないコンテンツでも自社でしか提示できないデータ関係等となると、そのデータが欲しいと思っている方にとっては「非常にありがたい」コンテンツになりますよね。
あくまでもコンテンツの『質』はどこにでもあるような情報をコピペで公開する様な事はNGですが、質を気にするあまり運営が止まってしまうぐらいなら公開してしまった方が良いと言えるでしょう。上述の『数』にも関連している問題ですが、『公開数』を気にしてとりあえず公開はよくありませんが、そうでない場合はコンテンツマーケティングには記事数も必要ですので公開してしまった方が良いでしょう。

コンテンツの製作は検索ボリュームの多いものから選んだ方が良いのですか?

コンテンツマーケティングとして公開するコンテンツは、書くべきキーワードの抽出、コンテンツの企画といった手順で進んでいくものですので、選定するキーワードの順番を気にする方も非常に多いものです。
この点に関して言えば、コンテンツマーケティングとは長い目で見て長期間の運用で効果を見込むものですので、最終的にターゲットが検索しそうなキーワードに関して全てコンテンツにしていくと想定できます。その為、検索ボリュームなどを意識して、ボリュームの多いものから優先して書いていくといった事はそこまで気にする必要はないでしょう。
特にコンテンツマーケティングの運用に慣れないうちはコンテンツの制作自体にも非常に時間がかかると思われるので、出来るだけ制作担当者が「コンテンツにしやすそう」「書きやすそう」と思えるものから始めていく方が良いでしょう。

コンテンツの文字数は長ければ長いほどいいのですか?

この疑問は『コンテンツの質=文字数の多いコンテンツ』と勘違いしている人が多いため非常に多くの方が疑問に思っているようですね。答えから言うと「多い方が良いとも少ない方が良いともいえない」です。
どういう事かというと、コンテンツによって長く説明した方がユーザーが理解できるようなものであれば、そのコンテンツの文字数は多くあるべきですが、そうではないのであれば短時間で読めるように出来る限り短く書くべきでしょう。
要は、コンテンツの対象にによって、そのターゲットの要望に応えられることのできる『最小の文字数』で制作すべきという事です。コンテンツの運用体制でよく見られるパターンとしては「コンテンツの文字数は○○文字以上」といった管理をしている事が多いですが、コンテンツの文字数は対象となるキーワードによって判断されるものであり、業務管理として決定するべきではありません。
特に近年では、スマホでの閲覧が多い事を考えると、長くなるコンテンツはいくつかに分けた方が良いとも考えられています。

過去に公開したコンテンツは見直しすべきですか?

コンテンツは一度公開してしまえば、後は検索にヒットしユーザーに届くのを待つだけと思っているのであれば大間違いです。例えば、過去に公開したコンテンツで情報の誤りが発覚した場合には修正の必要がありますし、情勢の変化によりコンテンツ内容に齟齬が出た場合には追記の必要もあるでしょう。
また、コンテンツを公開してから、ある程度期間を置いても自社で作成したコンテンツが狙ったキーワードで全く表示されないといった場合にはコンテンツの内容等の見直しが必要になります。
ただし、更新頻度がSEO上効果的といった情報に沿って、何の意味もない修正やリライトを行う方がいますが、こういった事はあまり意味がないのでオススメしません。

まとめ

今回は、オウンドメディアの運営において、多くの方がぶつかる様々な疑問についてQ&A方式でお応えしてきました。コンテンツマーケティングの運用は、近年では非常に注目のwebマーケティング手法として様々な企業が運営に乗り出しています。特にECサイトの開設時にはオウンドメディアとセットで公開するといった事も非常に多いようです。

しかし、コンテンツマーケティングの運用は外から見ているのと実際に運用してみるとでは非常に大きな違いがあるという事を運営に入って初めて思い知るといった事が珍しくなく、簡単に考えていた企業が公開後、数カ月で更新をストップするといった例が後を絶ちません。
オウンドメディア等のコンテンツマーケティングがこれほど世界中で流行している現状を見ると、確かな効果は絶対に見込めるものではあるのですが、その運営には多くの疑問にぶつかる事でしょう。そういった場合には今回ご紹介したことを頭の片隅にでも置いていただければ幸いです!

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