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2022/12/29

多様性の化学(マシュー・サイト著)【現役マーケターの書籍レビュー】


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多様性の化学(マシュー・サイト著)【現役マーケターの書籍レビュー】

こんにちは。S&Eパートナーズの門田です。

本日は始めての試み、書籍レビューを書いてみようと思います。

最近、面接の場面や新しいスタッフが入社するタイミングで「どんな書籍を読んで勉強したら良いですか?」という質問を頂くことが多く、その都度おすすめの書籍を紹介してきました。
情報多可の時代、書籍もほんとうに様々なものがあり、何を選べばいいか分からないという方も多いのでないでしょうか。

そこで、書籍選びの一助になればと、「こんな方に是非読んでほしい!」「自分が読んで勉強になった」というものをブログで紹介できればと思います。

また、S&Eパートナーズの福利厚生に【図書手当】と制度があります。社員は毎月1冊、勉強のために書籍を自由に購入できるというものですが、せっかくですのでこの図書制度で購入した、所謂【S&E図書】の中から紹介していきます。

本日は、私が12月に読んだ【多様性の化学(マシュー・サイト著)】について投稿いたします。


> S&Eパートナーズの図書手当について

多様性の化学とは?

タイトルの通り、多様性の重要性を説いた一冊です。
分かっているようで分かっていない多様性について具体的な実例と学術研究が交互に紹介されています。

多様性を切り口にした秀逸な組織論の本となっています。
ダイバーシティ、ダイバーシティとよく耳にするようになりましたが、多様性は組織の健全性を保つために非常に重要です。
多様性の欠落した画一的な組織は脆く、さまざまな困難を乗り越えられずに滅びていくリスクが高いと言われており、本書は、そこを実例と合わせて研究結果をもとに科学的に検証していきます。

「画一的で凋落する組織、複数の視点で問題を解決する組織」という副題が示すとおり、全編が広義の「組織論」となっています。
中小企業経営者にとっても、会社を強い組織にするための知恵がちりばめられた一冊です。

この本の学び

現在、S&Eパートナーズは組織拡大のため新しいスタッフを継続して迎えているのですが、成功するための組織づくり、みんなが幸せになるためのチームづくりを考える上で、何かヒントはないかと本書を手に取りました。

一番の学びは、

優秀な似た人を集めるよりも、多様な人を集めた方が良い結果がでる。

ということを、なんとなく思っていたことを実際の事例や研究結果からエビデンスをもって本質的に理解ができたことです。

一見、優秀な人を集めた方が良いチームや組織になると考えがちだが、実際にはそうではなく、成果を出す優れた組織に必要なことは「多様性」です。

多様性とは「異なる視点を持った人々が集まり」を指してます。単純なタスクほど同質性が高い方が効率的だが、複雑なタスクになればなるほど多様性が効果的になるということも改めて理解できました。

また、人は思った以上にヒエラルキーを意識しすぎて意見を言えなくなる性質を持っていることを、飛行機事故やエベレスト遭難事故のケースをもとに解説されていて、
私たちのようなマーケティングで成果を出すために、お客様の組織を動かしていく立場にあるコンサルタントにとっては非常に重要な考え方を学ぶことができました。

こんな方におすすめ

  • 組織づくりにお悩みの方
  • 組織を動かすことに苦労しているコンサルタント
  • SEOエンジニアやSEOを仕事にしたいとお考えの方

「多様性」は英語では”Diversity(ダイバーシティ)”です。
Googleの検索エンジンにもQDD(Query Deserves Diversity)という「情報の多様性」を重視するようなアルゴリズムが組まれています。
検索エンジンはQDDによって多角的な情報を入手できるようになり、ユーザーの持つ検索意図を取りこぼすことがなく検索結果に反映しています。

SEO対策を考える上でもこの「多様性」の本質を理解することが非常に重要ですから、
SEOエンジニアの方やSEO対策を勉強しているという方にもおすすめです。

書籍情報【多様性の化学】

シューサイト著過去

写真や図解は少なく、多様性に関する先端的な研究と物語りが豊富に語られており読み応えのある一冊。

概要

出版社 ‏ : ‎ ディスカヴァー・トゥエンティワン (2021/6/25)
発売日 ‏ : ‎ 2021/6/25
ページ数 : ‎ ‎ 366ページ
ISBN-10 ‏ : ‎ 4799327526
ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4799327524

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著者情報

マシュー・サイド
1970年生まれ。英『タイムズ』紙の第一級コラムニスト、ライター。オックスフォード大学哲学政治経済学部(PPE)を首席で卒業後、卓球選手として活躍し10年近くイングランド1位の座を守った。英国放送協会(BBC)『ニュースナイト』のほか、CNNインターナショナルやBBCワールドサービスでリポーターやコメンテーターなども務める。

著者の公式サイト  Matthew Syed Consulting
著者の公式Twitter Matthew Syed@matthewsyed

▼著者の動画インタビュー
「Matthew Syedが、多様性の違いと、最高のアイデアがどこから来るのかについて語る」

【多様性の化学】の目次

  • 第1章 画一的集団の「死角」
  • 第2章 クローン対反逆者
  • 第3章 不均衡なコミュニケーション
  • 第4章 イノベーション
  • 第5章 エコーチェンバー現象
  • 第6章 平均値の落とし穴
  • 第7章 大局を見る

この記事の筆者

SEO対策サポートをメインにECサイトのコンサルティング・構築支援を行っています。全日本SEO協会1級、GAIQ(Googleアナリティクス個人認定資)取得。ECサイトの運営経験で培ったマーケティングの課題解決力を生かし、成果に直結する提案に努めてまいります。

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