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AIO対策(AI最適化)
投稿日 : 2025/05/22

AI対策やLLMOの前に、SEOを見直しましょう!


AIO対策(AI最適化)
AI対策やLLMOの前に、SEOを見直しましょう!

こんにちは。門田です。

「AI対策をお願いします!」
「LLMOってどうですか?」

このようなご相談をいただくケースが増えています。
お話を伺ってみると、そもそもSEOに本格的に取り組んでおられず、Webサイト自体もほとんど見られていない。当然、検索流入もなければ、SNSや広告での露出もないという状況

それでも「AI経由での流入が来ているらしい」「LLMOが注目されているから対策したい」とおっしゃるのですが、ここで強く感じるのは、AI対策は、SEOという土台があって初めて機能するという当たり前の原則です。
今回は「AI時代だからこそ、まず見直すべきはSEOである」という考え方についてお伝えしていきます。

結論。AI対策は「SEOあってこそ」

「AI時代のWeb集客に乗り遅れたくない」この気持ちは痛いほどわかります。ですが、LLMO(大規模言語モデル最適化)やAIO(AI向けのSEO施策)は、従来のSEOがある程度できていて初めて成果が出るものです。

そもそも、AIが情報を生成する際の前提は「信頼性のあるWeb情報が存在しているかどうか」。つまり、自社サイトにSEOで評価された情報が存在しない状態では、AIに引用されることすらありません。

AI検索がもたらす流入は、今のところ全体の一部に過ぎません。特定の事例で“AI経由の流入が大半”と騒がれることもありますが、それは一部の特殊なサイトの話。
現時点では「SEOができている」ことが、AI時代における最低限のスタートラインなのです。

LLMOなどのAI対策は重要です、今後もますます需要は増えるでしょう。
しかし現時点ではあくまでSEOの延長であるとうのがS&Eパートナーズの見解です。

いきなりAI対策をやる!ではなく、まずはSEOを見直しましょう。

AI対策の方が即効性がある?

LLMOという言葉が登場して以降、「SEOよりもAI対策を先に」という声も一部で聞かれます。
ですが、これは大きな誤解のように思います。

AI対策はSEOの“延長線上”にある
いきなりLLMOから始めても、AIに引用される「土台」がなければ成果は出ない

SEO・SNS・広告など露出の総量を増やすことが先

この順番を間違えると、時間もリソースも成果も失う危険性があるのです。

そもそもWeb上に「見える場所」がなければ、AIも見てくれない

生成AI【LLM】はユーザーの質問への回答を作る際には、事前学習で得た知識「内部知識」とWeb検索による知識「外部知識」を組み合わせて文脈や意図を理解しながら回答しています。

SEOにしてもAI対策にしても、すべてはWeb上での“露出”が起点です。
露出がなければ、AIも検索ユーザーも、あなたのサイトにたどり着くことはありません。
だからこそ、まずは以下のような王道の打ち手を優先すべきです。

  • 検索意図に沿ったコンテンツの整備(SEO)
  • 様々なwebサイトでの情報の露出
  • SNSでの情報発信による指名検索の創出
  • 広告による短期的な露出増と効果検証

これらを整えた上で、初めて「LLMOやAIOに注力する価値」が出てきます。

↓LLMOについて【Webマーケティング情報局】で画像で簡単に解説しています。

SEOは“進化”しているだけで、“置き換わって”はいない

AI対策というのは、SEOの延長線上にある進化形にすぎません。
だからこそ、いま一度、SEOの基本に立ち返ってください。

  • 正しいキーワード設計
  • ユーザー目線のコンテンツ
  • 技術的なSEO最適化
  • 内部リンク設計や構造化データの整備

これらがあるからこそ、AIに評価され、流入にもつながる。
SEOこそ、AI検索対策のベースとなるのです。

S&EパートナーズのSEO対策はLLMOも支援!

S&Eパートナーズでは、包括的なSEO対策支援の一環として、LLMOにも対応しております。

従来のSEO施策(内部対策、外部対策、クローラー対策、コンテンツ対策、MEO対策)を土台としつつ、生成AI特有の評価軸に対応するための施策を実施します。

まだSEO対策を実施できていないサイトや、対策の見直しを行いたい場合もお任せください!

S&EパートナーズのSEO対策ではLLMO対策も実施

まとめ

AIが台頭するこの時代、焦りが先行している企業さまも少なくありません。

ですが、あらためてお伝えしたいのは、

「AI時代に通用するSEOは、“AI向けSEO”ではなく、“ユーザーとGoogleに評価されるSEO”そのものである」

ということです。

SEOが整っていない状態でAI対策に飛びついても、土台がないまま家を建てようとするようなもの。Webの基礎体力=SEOを鍛えてから、AIという“未来の加速装置”を使いましょう。

このブログは、SEOの現場で数多くの企業様のご相談に乗ってきた実感と、現時点でのAI検索の実態を踏まえて執筆しました。AI検索は確実に進化していますが、SEOを軽視したLLMO推しは危険です。
まずは自社のSEOを、冷静に見直してみませんか?
門田 雅史
門田 雅史

S&Eパートナーズでは、LLMOを加味したSEOの見直し相談を受け付けております。
AI対策が気になる!でもSEOも十分に取り組めていないという企業様は是非、ご相談ください!
専門コンサルタントが丁寧にヒアリング・分析し、最適な施策をご提案いたします。
まずはお気軽にお申し込みください。

この記事の筆者

SEO対策サポートをメインにECサイトのコンサルティング・構築支援を行っています。全日本SEO協会1級、GAIQ(Googleアナリティクス個人認定資)取得。ECサイトの運営経験で培ったマーケティングの課題解決力を生かし、成果に直結する提案に努めてまいります。

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