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Googleアナリティクス「クロスドメイン設定」の3ステップ
クロスドメイン設定について
経営者、またはWEB担当者としてサイト運営を行っている人のほとんどが、アクセス分析のためにGoogleアナリティクスを利用しているでしょう。そして、その中の多くの人が「コンバージョン設定」を行い、目標ページに辿り着いたユーザーの数を計測しているのではないでしょうか。
コンバージョン設定を行う際注意しなければならないのが、あなたのサイトのドメインと目標ページのドメインが異なっている場合です。例えばECサイトの場合、サイトのドメインとショッピングカートのドメインが異なるケースが多いでしょう。この場合、Googleアナリティクス上では文字通り「別ドメイン」として扱われるため、二つのドメインをまたいでコンバージョン数を計測することが出来ません。
この問題を解決するのが、クロスドメイン設定です。この設定を行うことで、目標ページのドメインが異なる場合でも、コンバージョン数を計測することが可能になります。一見すると難しく見えるクロスドメインの設定ですが、特別な技術がなくとも以下の3ステップで可能ですので、是非お試しください。
クロスドメインの設定3ステップ
※以下は初心者でも分かりやすいよう、設定方法と簡単な解説のみに絞ってご紹介しています。
より詳細な情報を確認したい方は、Googleの公式ヘルプページ クロスドメイン トラッキングを設定する参照ください。
1.トラッキングコードの変更
アナリティクスを利用する際、各ページのソースコードに特定のタグを埋め込みますが、クロスドメインを設定するには、その内容を一部変更する必要があります。変更内容は以下の通りです。aaa.jpにはあなたのサイトのドメイン、bbb.comには目標ページを含むサイトのドメインを入力します。
ga(‘create’, ‘UA-XXXXXXXX-X’, ‘auto’, {‘allowLinker’: true});
ga(‘require’, ‘linker’);
ga(‘linker:autoLink’, [‘aaa.jp’,’bbb.com’]);
ga(‘send’, ‘pageview’);
参照元除外リストの追加
タグの内容を変更しただけでは、目標ページの参照元が自社サイトのドメインになるため、本当の参照元がわからなくなります。以下の手順で、アナリティクスの管理画面であなたのサイトのドメインを参照元除外リストに追加しましょう。この設定を行うことで、目標ページにどのような経路で流入したのか正確に計測することが出来ます。
アナリティクス設定 > プロパティ> トラッキング情報 > 参照元除外リスト > +参照の除外を追加
フィルター設定を行う
二つのドメインの下層ページに同じURLが存在する場合、それら2つのURLは同じものとして扱われるため、正確なデータ計測が出来ません。例えば、「aaa.jp/index.html」と「bbb.com/index.html」それぞれが、同じ「index.html」と言うページとして扱われます。これを防ぐため、新しいフィルターを作成し、以下の内容で設定を行いましょう。
フィルタの種類: カスタム > 詳細
フィールド A: ホスト名 引用 A: (.*)
フィールド B: リクエスト URI 引用: (.*)
出力先: リクエスト URI 構成: $A1$B1
最後に
いかがでしたでしょうか。
一見難しく聞こえるクロスドメイン設定ですが、しっかりと正しい手順を踏まえて実施すれば、
簡単に設定できることが分かっていただけたと思います。
WEB担当者様は、しっかりとコンバージョンを計測して、サイト分析を行ってみてください。
また、S&EパートナーズではGoogleアナリティクスをはじめ、アクセス解析アドバイスのサービスも提供しております。
アナリティクスのデータを活用できていないとお悩みをお持ちの企業様・WEB担当者様はぜひお問い合わせください。
他にもSEO対策の無料診断も行っている為、こちらもご活用下さい。
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