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一から始めるコンテンツマーケティング。最低限知っておくべきライティングの基本をご紹介!
ここ数年の間では新たなマーケティング手法としてコンテンツマーケティングが非常に流行しており、業種に関わらず様々な企業が何らかの手法でコンテンツマーケティングを行っています。一言にコンテンツマーケティングと言ってもその手法はいろいろとあり、動画を利用した物、バイラルコンテンツをメインとした物、ライザップの様な有名人を前面に出した物などがありますね。
しかし、現在日本で最も主流となっているコンテンツマーケティングと言えばブログのような『記事』を中心としたコンテンツマーケティングです。記事コンテンツを中心としたコンテンツマーケティングは導入の障壁が低くスタートがしやすいといったメリットがある為、現在のコンテンツマーケティング手法において主役の地位を築いています。
記事コンテンツを中心としたコンテンツマーケティングは、オウンドメディアやブログを開設し、自社内やクラウドソーシングで作成した記事コンテンツを継続的に更新することで運営出来る為、企業にとってもとても参入障壁が低いのです。また、近年ではワードプレスなど無料で利用できるCMSソフトなどもあり、開設にあたる費用が少なく済むこともオウンドメディアを利用したコンテンツマーケティングが広がっている要因の一つでもあります。
一見コンテンツマーケティングを始める企業にとっては非常に有利に見えますが、実際には業種問わず様々なオウンドメディアが乱立してしまい、ターゲットユーザーの目に留まるのも難しい状況になっています。しかし、オウンドメディア等はユーザーの目に留まらなければ意味のないものになってしまいますね。
それではユーザーの目に留まるコンテンツを作り、さらにファンになってもらえるような記事コンテンツ等どのように作ればいいのでしょうか?
多くの方が「ブログとか書いたことあるしコンテンツ記事も書けるだろう」と簡単に考えて考えていますが、コンテンツマーケティングとしての記事であれば最低限押さえておくべきライティングの基本はやはり存在します。
そこで今回は、あなたがコンテンツ記事を書くときに最低限覚えておくべきライティング方法についてご紹介します。
目次
良く聞く「コンテンツは質が重要」!そもそも『質』って何?
オウンドメディアを利用したコンテンツマーケティングでコンテンツの製作や記事制作を担当したことがある方は聞いたことがあると思いますが、「コンテンツには質が重要」「質を重視して記事を書きなさい」といった事を言われたことはありませんか?しかしコンテンツにおける『質』ってそもそも何なのかといった部分を説明されたことはあまりないのではないでしょうか?
コンテンツマーケティングにおけるコンテンツの評価として良くあるのがPV数やSNSでのシェア数など、どれだけのユーザーにそのコンテンツがリーチしているかという点ですね。しかしPV数やシェア数が多いからと言ってそのコンテンツの『質』が高いのかというとそうとも言えないのです。なぜかと言うとPV数は釣りタイトルなどで稼ごうと思えば稼げますし、SNSのシェア数などは炎上させるように持っていけば稼げます。
しかし上記の様な方法はコンテンツマーケティングの本来の目的とは大きく外れていますよね?
では『コンテンツの質』とは何でしょう?文字数でしょうか?綺麗にレイアウトされたページでしょうか?
もちろんそうではなく、コンテンツの質にとって最も重要な事はターゲットとなるユーザーがその記事を読んで「役に立った」「読んでよかった」を感じてもらえるかどうかという1点です。もちろんPV数を稼ぐことも必要な事ではありますが、コンテンツの中身が伴っていないとリピーターやファンを増やすことはできませんよね!
コンテンツ制作にはユーザー目線が重要
上述したようにコンテンツにとって最も重要な事はそのコンテンツがユーザーの役に立ったのか?という事です。そもそもコンテンツマーケティングとは『自社が持っている製品やサービスを現在は必要としていないけど潜在的なニーズは持っている』ユーザーに対して、まずは自社の商品やサービスについて興味・関心をおこさせるためにの手法であり、段階的な顧客意識の育成が重要な物です。
したがってオウンドメディアを運営する場合には顧客目線に立って、ユーザーの興味を惹き、コンテンツで「役に立った」と感じてもらうことがとても重要なのです。現在オウンドメディアの流行で似たような情報は雑多と存在しています。その中で自社を他社と差別化して覚えてもらうためには、あなたの記事・コンテンツがどれだけユーザー目線に立って役に立つ情報を配信しているかという事になります。
ここで最初に戻りますが、コンテンツマーケティングにおける質の良い記事とは「ユーザー目線に立ったユーザーの役に立つ記事」だと言えますね。
質の良い記事の為に抑えておきたいポイント
ここまでご紹介すると「それでは質の良い記事コンテンツを作るにはどうすればいいの?」という事が気になりますよね。コンテンツ制作のライティングに入る前に抑えておかないといけないポイントがここです。これを抑えておかないと他社のコンテンツとの差別化が出来ずにせっかく書いた記事コンテンツが埋もれてしまうといった結果につながります。それでは簡単にそれぞれのポイントをご紹介します。
ターゲットの問題やニーズを知る
皆さんが何か調べ物をして「役に立った」と思うのはどんな時ですか?ほとんどの方は自分の問題や要望の答えが見つかったときですよね。
こういった感じでコンテンツ記事を制作するときには、ターゲットがどんな問題を抱えているのか、また、どんなニーズを持っているのかをしっかりと知る必要があり、その問題に答える記事コンテンツを作る必要があります。もちろん、人それぞれ抱える問題は違うでしょうが、自社の持っているサービスや商品で解決できるものはある程度絞れますよね。
ユーザーのニーズを知るには様々な方法がありますのでこれはまたの機会にまとめたいと思います。
ターゲットの知識に合わせる
これは非常に重要なのですが意外と抜け落ちているオウンドメディアは良く見られます。何を言いたいのかというと、ターゲットとなるユーザーがあなたの業界などについてどのような言葉を知っていて、どのような言葉で検索するのかという事を予め知っておく必要があるということです。
これは業界の専門性が高い時ほど重要で、普段自分たちは何気なく使っている言葉だからと言って、それが自分たち以外でも通用するわけではないという事は頭に入れておきましょう。例えばこの記事では「コンテンツマーケティング」や「PV」「オウンドメディア」等といった言葉が出てきますが、これは今からオウンドメディアの立ち上げを考えている方や、企業のweb担当者をターゲットにかいている記事なので、ある程度の基礎知識は持っていると言う前提で書いています。
しかし、web事情に全く詳しくない方をターゲットに記事制作をすると考えた場合、上にあげたような言葉は見た人に伝わらない可能性が高い為、他の書き方をする必要がありますね。
このようにコンテンツマーケティングでは、ターゲットとなるユーザーのリテラシーに合わせた言葉使いをすることが非常に重要です。専門家のように見せたいからと専門用語をふんだんに使ったコンテンツになると、見ている方にとっては意味が分からないと言った結果につながりかねません。
実際のライティング時に気をつける事
それでは実際にライティングをする時に気をつけるポイントをご紹介します。テクニック面と言うより国語の文法的な事も入ってきますが、意外と文法は重要です。
皆さんも何か記事を読んでいる時に「意味は分かるけどなんか違和感がある」と感じたことはあると思いますが、この違和感は文法が守られていない為に起こる物です。コンテンツを読み進めてもらうには、こういった違和感は致命的で、読んでいて「なんか違和感がある」や「モヤモヤする」といった文章になってしまうとページから離脱される可能性が非常に高くなります。
さらに、文法が間違っているとどれだけニーズにこたえる内容だったとしても、内容が伝わりにくかったり、時には間違った意味で伝わってしまうと言った恐れまであるんです。そんなことまで気にするのはめんどくさいと思うかもしれませんが、こういった部分は「ユーザーに役に立つ内容か?」といった以前の基本的な事なのでおさえておきましょう!
意外と多い文章のねじれ
まずは「文章のねじれ」です。「何だそれ?」と思うかもしれませんが、この間違いは非常に多く見られるもので、簡単に言うと主語と述語がちぐはぐになっている事です。
例文を上げてみましょう。
(例文)このパンの賞味期限は、2月25日まで食べる事が出来ます。
一見普通に見えて意味は分かりますが、どことなく違和感がありますね。この文章だと主語『賞味期限』は述語「食べる事ができます」にかかってしまいますね。このような主語と述語のねじれは多くあるので気をつけましょう。因みに主語と述語の距離を出来るだけ短くすることで『文章のねじれ』に気づきやすくなりますよ。
助詞が変わると文章の意味が変わる
これも意外と多い間違いですが、どちらかというとイージーミスの打ち間違いという事の方が多いのかもしれませんね。
というのも、助詞は1文字間違うだけで意味が全く異なる物なので、普通は書いている時に気づきますし、確認で読み返せば気づく物だからです。助詞とは「が」「を」「に」「の」「と」などの助詞をしたがえている名詞や動詞にある意味を付け加えたり、語と語の文法的な関係を表示したりするものです。これも例文を出してみましょう。
(例文)明日は雨です。・・・明日も雨です。
(例文)庭の花・・・庭と花
どうですか?少し極端ですが、助詞が変わるだけで文章の内容は変わってしまいますね。正確に情報を伝えるためには助詞の使い方にも気をつけましょう。
その他文法
上述したもの以外にも修飾語の使い方や句読点の位置など文法には気をつけるポイントが様々あります。句読点等は「主語の後に打つ」「接続詞の後に打つ」などのある程度のルールが存在しますが、読みやすい文章にするためには文章の流れによって適切な読点を打つ必要があります。この辺りは文法的な決まり事というよりはライターのセンスによりますので、出来上がった記事は必ず読み返し句読点の位置を考えてみましょう。
誤字脱字、表記ゆれに注意
これは文法など関係なくコンテンツを作るときの基本ですね。もちろんコンテンツマーケティングなどは、出版社の様に専門の校閲部等を設けるわけにはいきません。しかし、誤字脱字や表記ゆれは記事を書いた本人では再確認しても見落としてしまう可能性が高いものなので、必ず複数人で確認するようにしましょう。
表記ゆれは「お問い合わせ」「お問合せ」の様な場合で、意味は問題なく伝わります。しかし、読み手によっては違和感やストレスを感じてしまう方もいるので注意しましょう。
レイアウト的に気を付けるポイント
ここまでは文法的な間違いなど、マイナス要因を除去する為のポイントをご紹介してきましたので、最後に記事をより良くするためのプラスポイントもご紹介しておきましょう。
オウンドメディアはターゲットユーザーに自社が配信するコンテンツを読み進めてもらわなければいけませんね。その為、書いた記事は誰もが読みやすいと思えるようにレイアウトを整えてあげる事も重要です。
例えば、記事中に「h2」や「h3」などのhtmlを使った見出しをつける事だけでも、記事コンテンツは驚くほど読みやすくなります。また、近年ではスマホの普及率もあり、オウンドメディアの閲覧はスマホからのアクセスを無視できません。スマホでの閲覧者の事を考えた場合には、出来るだけコンパクトに情報をまとめる事や、適度に段落を分けるなど小さなキャリアでも読みやすくなるような工夫をするようにしましょう。
コンテンツ記事における「見やすい」「見づらい」は個人的な感覚による部分も大きいですが、最低限自分が見た時に「見づらい」と思うような構成にするのは絶対にやめましょう。
まとめ
今回は、記事コンテンツを中心としたコンテンツマーケティングを運営するときに最低限抑えておくべきライティングのポイントについてご紹介しました。
コンテンツマーケティングにおけるライティングには今回ご紹介したこと以外にも気をつけなければいけないポイントは様々あります。しかし、絶対に忘れてはならない最も重要な事は、自社で作ったコンテンツがターゲットユーザーに読んでもらって「役に立った」と感じてもらえるかどうかです。
その為にはターゲットユーザーが何の問題を抱えていて、自社であればどのようにして答える事が出来るのかを明確に答えるようにしましょう!
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