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SEO対策
投稿日 : 2019/09/23 更新日 : 2022/11/01

【SEO対策&低コスト策でどこまでできる?】銭湯のWebマーケティングを勝手に企画立案しました


SEO対策
【SEO対策&低コスト策でどこまでできる?】銭湯のWebマーケティングを勝手に企画立案しました

いつもお世話になっております。Webマーケティングコンサルティング業界最強のファンランナーを目指しています、黒田でございます(※ファンランナーとは、スピードを追求するランナーでなく、如何に楽しむか?を追求するランナーのこと)。

突然ですが、2019年9月23日、銭湯をよく利用する私にとってショックな事態が起きました。産経新聞のニュースで「大阪で銭湯が激減のピンチ!」という記事が出ており、読んでみますと「銭湯王国の大阪で、昔ながらの公衆浴場が急速に姿を消している」とのこと。

図4

※図もニュースから引用しています。ニュースサイトはこちらから御覧ください

昭和日本の象徴の一つのような銭湯ですが、令和世代である私の娘・息子も大好きな銭湯。銭湯減を食い止める一助になればという思いから、ランナー目線とSEOコンサルタント目線からの「銭湯Web集客方法」を勝手に考えてみました。これが銭湯のオーナーさんや「大阪府公衆浴場組合」の目に止まり、コンサルティングのご依頼を頂く…ということは無いと思いますが、今回は「Webマーケッター=私のケーススタディ」として書きました。
成功する・しないはやってみないとわかりませんが、何より「コストゼロ、または低コストで可能なローカルビジネスの集客方法」です。「私自身が銭湯のオーナーなら絶対にやる」という目線で書きましたので、何かの参考なれば幸いです。

新たに取り込むべき客層を「ランナー・ランニング愛好家」が有効と考え集客成功の仮説を立てる

集客を成功させるには「今迄取り込むことが出来なかった層で、かつその層が右肩上がりで増えている層」を取り込むことが重要です。右肩下がりの層を取り込んだところで、大きなインパクトはありません。私自身がランニング愛好家であり、その目線でしか発想が難しいということもありますが…本日はランナー取り込み施策を考えてみます。

ネットだけならコストゼロで業態追加。ランナーズステーションとしての露出を増やす

ランナーがよく利用するものの一つに、ランナーズステーション(ランステ)があります。ランナーズステーションとは次のようなものです。

  • ロッカーがあり、着替え等を預けることができる
  • シャワーがあり汗を流すことができる
  • 利用料は数百円から1,000円超えないくらい

何を言いたいかわかりますよね。ランナーズステーションのサービスは、銭湯でも可能なサービスが多いということです。それどころか「ストレッチスペースを作る」「マッサージ機の利用ができる」「プロテインドリンクを自販機メニューに加える」等すれば、ランナーズステーションよりも価値が高い場所にすることも容易です。

SEO対策で次のようなキーワードで上位表示を目指す

検索キーワード「ランナーズステーション✕地域名」で上位表示できれば、看板工事等しなくとも、ランステを探す見込客に銭湯の存在を知ってもらうことができ、認知度が上がります。

Googleマイビジネス・Googleマップも上位表示を狙う

Googleマイビジネスの設定情報の「カテゴリ」や「紹介文」等に「ロッカーあり」「手荷物預かりOK」「ランステ代わりのお客様多数」等を記載しましょう。Googleマップでランステを探すユーザーに見つけてもらいやすくなります。

ランニングステーションのMEOイメージ

SNSやブログで、ランステのような銭湯が無いかな?と考えているランナーに向けて情報を発信

ブログやSNSで「ランナー歓迎!手荷物預かります」「貴重品も安心です」と情報を発信すれば、次のようなワードで検索エンジン上位表示の可能性があります。

  1. 「手荷物預かり✕銭湯✕地域名」
  2. 「ロッカーあり✕銭湯✕地域名」

コンテンツマーケティングも効果大!ランニングコース等をブログで紹介

ランナーは「おすすめのランニングコース」をネットで探すことがあります。銭湯周辺のランニングコースをブログやSNSで投稿をすると、その情報を見たランナーが銭湯を認知してくれる可能性があります(いわゆるコンテンツマーケティング)。
とは言っても、銭湯のオーナーさんご自身がランナーでも無い限り、自身でランニングコースの紹介をゼロから書くことは難しいです。よってランニングコースを紹介している「まとめ記事」を銭湯のブログやSNSで紹介すれば、簡単にコンテンツマーケティングを開始できます。ランニングの後に立ち寄りたいカフェやリラクゼーションスポット等のまとめも良いと思います。以下のようなイメージです。

  1. 【大阪】初心者向け、走りやすいコース10選 ※NAVERまとめ
  2. RUNNET…奈良県のランニングコース10撰決定! ※RUNNET
  3. <長居公園周辺>ゆっくり寛げるおすすめ隠れ家カフェ10選 ※NAVERまとめ

少額で良いので、Yahoo!プロモーション広告の「サーチキーワードターゲティング」を

過去、Yahoo!JAPANで「ランステ」「ランニングステーション」と検索した経験があるランナーだけに、バナー広告等を配信できます。知ってさえ貰えればしめたもの。ランナー間の情報網はとても密であり、また複数人で走ることが多いです。走った記録をインスタやフェイスブックで投稿するユーザーが多く、一気に広がるポテンシャルを秘めています。

番外編:アナログマーケティングも活用しよう

ランナーの属性は次のような層が多くなっています。

  • 美意識が高い女性
  • 健康意識が高い男女
  • 経営者層や自己管理を徹底しているビジネスマン等、ビジネスに関する上昇志向が強い男女
  • 友人・知人が多い、物心ともに豊かな高齢者
  • 登山やキャンプ・BBQ等のアウドドアが好きな男女

アウドドア好き

よって、同商圏のスポーツ用品店やスポーツ施設、自習室やコワーキングスペース等にフライヤーを置かせてもらうことは有効な集客手段ではないでしょうか。
もちろん、フライヤーを置いてくれたら、そのお店を紹介しする等を条件に、無料での協力を依頼します。

スポーツ施設

番外編:売上回収スパンを一気に短縮する

年間フリーパスや回数券等も発行できれば、その顧客から発生する売上を、先に現金回収することが可能です。銭湯やスーパー銭湯は回数券・年間フリーパスを既に発行しているところもありますので、見込客側の心理的ハードルは決して高くないと思われます。

まとめ

勝手ながら銭湯の「コストゼロから低コストで可能なSEO対策&Web集客企画」を書きましたが、実は既にランナーに対するマーケティングは「大阪府公衆浴場組合」のWebサイト内で行われていました。その名も「ランナーズ銭湯ラインナップ」。

そうか、やっぱり私ごときが考えつくことは、すでにお考え済だったんですね!と思いました。

ただ、私自身、大阪で6年位ランニングを趣味にしていますが、この情報は初めて知りましたしランナー仲間も知っている人はいませんでいた。
ということで、やっぱりもっとWebマーケティングに力を入れる必要があるようですね。大阪府公衆浴場組合様及び、大阪の銭湯のオーナー様。ランナーを銭湯に集め、賑わいを取り戻しましょう!ということで、銭湯関係者の方々からのご相談をお待ちしております!

ご了承頂きたいこと

今回は自身の趣味目線から、ケーススタディを楽しんで書かせて頂きましたが、SEOコンサルタント目線からの投稿であることをご理解お願いします。経営コンサルティングやマーケティング全体の立案等は弊社専門外であることと、ここに記載した内容をそのまま実施頂いても、成果が出ることの保証をしていませんことは、ご了承お願いします。

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