BLOG
- トップページ
- SEO対策・Webコンサルブログ
- Web集客ノウハウ
- SEO対策
- SERPとは?検索結果ページへの対応策方法を徹底解説
SERPとは?検索結果ページへの対応策方法を徹底解説
S&Eパートナーズの野島です。
ユーザーが検索エンジンで検索した際に表示されるページのことを、検索結果ページまたはSERP(Search Engine Result Page)と呼びます。
SERPは次々と進化を遂げ、様々なバリエーションを持つようになってきており、幅広い情報をユーザーが得られるようになっています。
今回は、そんなSERPに表示される項目の種類と、2022年最新のSERPの動向に対する対応策について解説します。
目次
検索結果ページ(SERP)とは
SERPとは、検索エンジンの検索結果を表示するページのことで、「Search Engine Result Pages」の略です。
複数形でSERPs(サープス)と表現されることもあります。
↑実際に「SEO」と検索した際に表示されるSERP
SERPはユーザーがどういったコンテンツを求めているのか、その検索意図を理解するため、SEO対策を行う上で非常に重要な情報と言えます。
また、SERPがユーザーにどう表示されるのか理解をした上で対策を行うと、より効率的にサイトへのアクセスアップを狙え、競合サイトとの差別化を図ることにも繋がります。
従来のSERP
従来のSERPでは、SEO対策とリスティング広告を用いることで、検索エンジンでの露出を強化することができ、見込み客を獲得できていました。
というのも、検索エンジンを利用するユーザーは、明確な目的を持っているケースが多く、知りたい情報が得られる検索キーワードで調べます。
ユーザーが検索エンジンで用いる検索キーワードに対する最も効果的な手法が、SEO対策とリスティング広告であったため、これらを抑えることでSERPの露出機会を最大化することができました。
2022年のSERP
近年、SERPは大きく進化しています。リッチスニペットや地図情報・画像・動画の表示などSERPに表示される項目が格段に増え、バラエティ豊かになっています。Googleはユーザーファーストの考え方を大切にしており、検索ユーザーのニーズの多様化に伴い、SERPも変化させています。
このことにより、SEO対策でのページの上位化、リスティング広告による広告文章の配信だけでは、検索エンジンでの露出が不十分になりつつあるというのが現状です。
SERPの表示を独占した成功事例はこちらでご紹介しています。
検索結果をジャック!2020年版SEMでの独占事例紹介【SERPマーケティング】
SERPに表示される項目
現在のSERPに表示される項目は、大きく分けると以下のように分類されます。
- リスティング広告枠・自然検索枠
- バーティカル検索
- ユニバーサル検索
- パーソナライズド検索
- アンサーボックス
- リッチリザルト
ここからは、それぞれの項目についてご紹介します。
リスティング広告・自然検索枠
まず、代表的な項目は、リスティング広告枠・自然検索枠です。
リスティング広告とは、ユーザーが検索したキーワードと連動し、表示される広告のことです。
広告費を支払うことで、SERPの上部に表示させることができます。
そのリスティング広告枠の下に表示されるのが、自然検索枠です。
自然検索枠は、Googleのアルゴリズムによって掲載順位が決定され、リスティング広告のように広告費をかけずにアクセスを集めることができます。
バーティカル検索
バーティカル検索とは、検索窓の直下に表示される検索機能のことです。
検索する対象を絞りこみ、特定の分野で検索できるため、ユーザーが目的のコンテンツに辿り着きやすくなります。
Googleの場合では、バーティカル検索に以下の項目が表示されます。
- すべて
- ニュース
- 画像
- ショッピング
- 動画
- 地図
- もっと見る
検索すると毎回同じ項目が表示される訳ではなく、検索するキーワードによって最適な項目が表示されるようになっています。
ユニバーサル検索
ユニバーサル検索とは、検索結果画面に表示されるWebサイト以外のコンテンツ(画像、動画、ニュース、地図など)を指します。
ユニバーサル検索の例としては、以下が挙げられます。
- ナレッジグラフカード(ナレッジパネル)
- ローカルパック
- 動画枠・動画カルーセル
- ニュース枠
- Twitterカード
この中でも、特によく表示されるナレッジグラフカード、ローカルパックについてご紹介します。
ナレッジグラフカード
パソコンで検索した際にSERPの右側に表示されることが多く、キーワードに関する詳細情報がまとめて記載している箇所のことです。
人物の名前や、企業・店舗名といった固有名詞を検索した際に表示されることが多いです。
ローカルパック
ローカルパックは「地域名 ランチ」のように、関連した地域情報とマップを併せて表示させる枠です。
近年、ローカルパックから近くのお店を検索するユーザーも多く、店舗型ビジネスを運営する経営者の方は、ローカルパックで表示されやすいようGoogleマイビジネスに登録し、MEO対策を行うことをおすすめします。
S&Eパートナーズでは、SEO対策プランの中にMEO対策も含まれています。
SEO対策・MEO対策両者とも力を入れたいという場合は、ぜひご相談ください。
詳しくはこちらから
パーソナライズド検索
ユーザーの位置情報や検索履歴をもとに、SERPをカスタマイズして表示させる機能のことを指します。
例えば「ランチ」と検索した際に、地域名が入っていなくてもユーザーの位置情報を基に近くのランチ情報を表示してくれるのは、パーソナライズド検索によるものです。
アンサーボックス
アンサーボックスとは、検索キーワードに対する答えを、SERPの上部に表示することを指します。
アンサーボックスの中には、ユーザーの疑問に対して回答をまとめた強調スニペットや、天気・日付などの情報を表示するライブリザルトなどがあります。
1位のサイトよりも上位に掲載されることから、強調スニペットを表示させることができると、アクセス数アップに大きく影響します。
アンサーボックスに自社サイトを表示させるためには、
- 表示させたいキーワードに対する簡潔な回答を記載したコンテンツを作る
- 検索結果の上位に表示させる(強調スニペットに選ばれる記事のほとんどは10位~1位の記事から抜粋されているため)
- HTMLタグを正しくマークアップする
- Googleのポリシーを準拠する
といったことが重要です。
リッチスニペット(リッチリザルト)
リッチスニペットとは、サイトの説明文(スニペット)以外に追加要素が加えられたスニペットのことを指します。
リッチスニペットには、主に以下のような種類があります。
- 画像
- 商品レビュー
- 価格
- 開催日程・スケジュール
- Twitterカード
- 動画
- パンくずリスト
- よくある質問(FAQ)
- 会社情報
- 求人情報
リッチスニペットの種類については、Google公式の「検索セントラル」でも紹介されています
リッチスニペットを表示させるメリットとしては、以下が挙げられます。
- ユーザーの目に留まりやすくなり、クリック率の向上が期待できる
- 情報の正確性が増す
- ページがインデックスされるまでの時間が短縮できる
こういったメリットの多いリッチスニペットですが、表示させるには「構造化データのマークアップ」を行う必要があります。
構造化データを設定することで、どのテキストをリッチリザルトにしたいのかGoogleに伝えることができ、ユーザーの検索に合わせ表示してくれるようになります。
「自分のサイトが構造化データを設定できているかわからない」という方は、Googleの「リッチリザルトテスト」で調べてみるのがおすすめです。
こちらは、URLを入力するだけでそのページに構造化データが設定されているか確認することができます。
また、「構造化データをどう設定すればいいかわからない」そんな方は、ぜひ1度ご相談ください。
S&EパートナーズのSEO対策では、対策開始すぐに「初期対策」と呼ばれるサイトの基礎構造を最適化するためのご提案を行っています。
その中で、「会社概要」「パンくずリスト」「よくある質問」の構造化データがマークアップされているか確認し、不足している場合は設定まで行っております。
S&Eパートナーズが行う初期対策の項目についてはこちらからご確認いただけます
自社のホームページが検索エンジンに最適化されているか確認できる「無料診断」も行っています。
無料診断の詳細はこちらから
2022年 SERPの動向と対応策
ここまでSERPに表示される項目について解説してきました。
冒頭でもお伝えしましたが、検索ユーザーのニーズが多様化していることで、SERPは多くの改善が行われています。
ここからは、2022年最新のSERPの動向と、具体的な対応策について解説します。
スニペットの表示文字数が減少傾向
従来は、PC版検索結果ページには120文字前後のページ紹介文がスニペットとして表示され、モバイル版には80文字前後のページ紹介文が表示されていました。
現時点では、PC版モバイル版ほぼ同数である80文字前後が表示されています。(この文字数も頻繁に変更されています)
80文字までに伝えたい内容を入れる
スニペットに表示される文字は、HTMLページ内のメタディスクリプションに記述されている文字であることがほとんどです。
このメタディスクリプションに、PC版は120文字前後の紹介文を書いて、最初の80文字は検索結果ページに表示するための紹介文を。81文字目から120文字目までは検索結果に表示されなくても良い程度の補足的な紹介文を書くことを推奨します。
表のデータが表示されるケースが増加
料金、相場、種類などのクエリで、ページ内に掲載している表の中のデータがリッチリザルトとして表示されるケースが増えています。
表をページ内に設置する効果は以下の2つになります。
- 表があるページの方がユーザーに利便性が高いだろうということで、ページの評価が高くなり検索順位が高くなる
- 表の中のデータがGoogleの検索結果ページに取り込まれて整然と表示されるので、検索ユーザーの目に止まりやすくなりクリック率が高まる
表はテキスト形式で作成する
料金、相場、種類に関するページを作るときは、画像ではなくTABLEタグを使用し、テキスト形式で表を作成することをおすすめします。
Googleは、画像で作られた表のデータを正しく認識できないため、テキスト形式での作成が望ましいです。
動画が表示されるケースが増加
過去数年間Googleは以前と比べると検索結果ページに動画を表示する頻度を減らしてきましたが、最近になり急激にYouTube動画が表示されるケースが増えています。
さらに、以前はカルーセル方式で横一列のスペースの中に複数の動画が表示される形式でした。
しかし、最近の動画の特別欄は縦に複数の動画が表示される形式に変更されました。
動画共有サイトの中でNo.1であるGoogleが所有するYouTubeが、アルゴリズム上他の動画共有サイトよりも上位表示しやすなるため、事実上動画欄はYouTube動画欄ということになっています。
YouTubeへの動画投稿
上位表示を目指しているクエリで検索した時に、動画がたくさん表示されているのなら、検索ユーザーが求めるコンテンツは動画だと判断できます。
対応策としては、動画を作成してYouTubeにアップすることをおすすめします。
そうは言っても、そう簡単に動画を作ることはできませんよね。
動画作成にお困りの際は、ぜひS&Eパートナーズの動画制作サービスをぜひご活用ください。
まとめ
今回は、SERPに表示される項目の種類と、最新のSERPの動向に対する対応策について解説してきました。
サイトへのアクセスを増やすために、今回ご紹介したSERPの表示を理解し、SEO対策・MEO対策を進めていくことが重要です。
Googleはユーザーの多様化したニーズに対応するため次々に変化していきます。
SERPについてもアップデートにより変化していくことが予想され、常に最新の情報を収集し、取り入れるようにしていきましょう。
アカウントプランナー:野島
S&Eパートナーズ株式会社でWEB広告の運用サポートを行っております。 WEB広告未経験で入社したからこそ、初めての方にも分かりやすくサポートさせていただけるよう心がけております。
集客大陸 記事一覧
MEDIA2024/01/29
サービスページの評価アップ!必ず実施したい内部リンク施策の事例2024/01/26
リスティング広告アカウント無料診断でCPA約91%コストカットできた事例2023/12/29
価格を表記できない販売代理店サイトで「製品名+価格」で上位化事例必ず結果が出る!