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アクセスが増えても問い合わせが増えない!原因とSEO戦略見直しのポイント

いつもお世話になっております。S&Eパートナーズ株式会社の田代です。
Webサイトへのアクセス数を増やすために、コンテンツマーケティングに力を入れている企業様は多いのではないでしょうか。
「ブログ記事を定期的に更新している」
「SEOを意識してキーワードを選んでいる」
「アクセス解析を見ると、確かに訪問者数は増えている!」
一方で、
「アクセスは増えたのに、肝心の問い合わせが全然増えない…一体なぜ?」のようなお悩みが多く寄せられています。
この原因の一つとして、目的にあわせたSEOの戦略とキーワード設計ができていないことにあります。
今回は、コンテンツマーケティングでアクセスは増えるものの、問い合わせが増えない主な原因と解決策をご説明します。
目次
アクセス増 ≠ 問い合わせ増 の主な原因
なぜ、一生懸命作ったコンテンツが問い合わせに繋がらないのか。考えられる主な原因は以下のようなものがあります。
原因1:「誰に」「どのページで」届ける? ターゲット・キーワード・ページのミスマッチ
アクセスが増えていること自体は良い兆候ですが、ターゲットとなる人に見られていない可能性があります。
項目 | 潜在層(情報収集・比較検討 初期) | 顕在層(比較検討 後期・行動直前) |
---|---|---|
ユーザーの状態 | まだ課題が漠然としている 情報収集がメイン |
課題が明確 具体的な解決策・依頼先を探している |
検索キーワード例 | ・「〇〇とは?」 ・「〇〇 メリット」 |
・「地域名 サービス名」 ・「悩み 地域名」 ・「サービス名 料金」 |
アプローチすべきページ | コラム記事 | トップページ サービスページ |
問い合わせへの 繋がりやすさ |
低い(距離:遠い) | 高い(距離:近い)◎ |
情報収集キーワードへの偏り
「〇〇とは?」のような情報収集段階のキーワード(潜在層向け)からのアクセスばかりが多く、すぐにサービス利用を検討している層(顕在層)に届いていない可能性があります。
「反響獲得キーワード」での対策不足
もっと深刻なのは、本来、最も問い合わせに繋がりやすいはずのキーワードでの対策ができていないケースです。
例えば、大阪市の心斎橋駅近くにある税理士事務所の場合、「税理士事務所 心斎橋」や「相続税相談 心斎橋」といった【地域名+業種/サービス名】や【悩み+地域名】のキーワードは、サービスを探している意欲の高いユーザーが検索する可能性が高い、まさに反響獲得キーワードです。
しかし、これらのキーワードで自社のトップページや該当するサービスページが検索結果の上位に表示されていない、という状況です。
コンテンツ偏重の罠
上記とも関連しますが、ブログ記事などのコンテンツマーケティングに注力するあまり、最も重要なトップページやサービスページの基本的なSEO対策(タイトル設定、内容の充実、キーワードの盛り込みなど)が疎かになっているケースも少なくありません。
心斎橋の税理士事務所の例で言えば、「節税対策コラム」や「相続税の基礎知識」といった記事コンテンツの作成ばかりに力を入れ、「税理士事務所 心斎橋」で検索したときに表示されるべきトップページのSEO対策が不十分といった具合です。
原因2:コンテンツが「問い合わせ」まで導けていない
せっかくターゲットに近いユーザーがサイトを訪れてくれても、コンテンツの内容が期待外れだったり、読んだ後に何をすれば良いか分からなかったりすると、そのまま離脱してしまいます。
情報不足・ズレ
ユーザーが本当に知りたかった情報(具体的な価格、導入事例、他社との違いなど)が不足している場合、ユーザーはページから離脱してしまい問い合わせなどの次の行動をすることはありません。
行動を促せていない
記事を読んで課題解決のヒントを得たユーザーが、「もっと詳しく知りたい」「相談したい」と思ったときに、その受け皿が用意されていない。
つまり「お問い合わせはこちら」「無料相談はこちら」「資料ダウンロード」といった具体的な行動を促すボタンやリンクが分かりにくい、あるいは設置されていないケースです。
原因3:そもそもSEO戦略のゴールが曖昧
意外と多いのがこのケースです。「とにかくアクセス数を増やすこと」が目的化してしまい、本来のビジネスゴール(問い合わせ獲得、売上向上など)を見失っている状態です。
アクセス数はあくまで中間指標(KPI)の一つです。
SEOは集客のための「手段」であり、「目的」ではありません。
最終的な成果に繋げるための戦略設計がなければ、アクセスが増えても徒労に終わってしまう可能性があります。
「自社の場合はどれが原因なんだろう…」「もっと詳しく知りたい」と感じた方は、ぜひS&Eパートナーズの無料診断をご活用ください。
専門家の視点から、貴社サイトの現状を分析し、課題を明確にします。
反響を最大化する!S&Eパートナーズが提案する解決策
では、どうすればアクセスを「問い合わせ」という成果に繋げられるのでしょうか。基本的なSEO対策とコンテンツマーケティングの連携を含めた解決策をご紹介します。
解決策1:「いますぐ客」を捉える!反響獲得キーワード戦略
問い合わせを増やす上で、まず最優先で取り組むべきは、サービスを「今すぐ探している」ユーザー(顕在層)を捉えることです。
反響獲得キーワードの特定
「業種/サービス名 + 地域名」(例:美容外科 〇〇、リフォーム 〇〇)
「悩み/目的 + 地域名」(例:腰痛 整体 〇〇、会社設立 相談 〇〇)
「サービス名・商品名 + 料金/費用/比較」など
具体的で、かつ行動意欲の高いユーザーが検索するキーワードを洗い出すことが重要です。
適切なページで対策
「反響獲得キーワード」で上位表示を目指すべきページは、トップページや、そのサービス内容を詳しく説明しているサービス紹介ページであることがほとんどです。
キーワードによって、トップページ、サービス詳細ページ、製品カテゴリページなどどのページで対策をすべきかを見極める必要があります。
基本SEOの徹底
対策をするキーワードとページが決まったら、基本的なSEO設定を見直しましょう。
<基本的なSEO設定の例>
- タイトルタグ(<title>)
検索結果に表示される最も重要な要素。キーワードを含め、クリックしたくなる魅力的なタイトルに。 - 見出しタグ(<h1>, <h2>など)
ページの内容構成を分かりやすく伝え、キーワードを自然に含める。 - コンテンツ:
ユーザーが求める情報(サービス内容、特徴、料金、事例など)を網羅し、独自性のある質の高い内容にする。
キーワードを意識しつつ、分かりやすい文章を心がける。 - 内部リンク
関連するページ同士をリンクで繋ぎ、ユーザーの回遊性を高め、サイト全体の評価を高める。
解決策2:役割分担が鍵!コンテンツマーケティングの戦略的な活用
では、コラム記事などのコンテンツマーケティングは不要なのかと言うと、 答えは「No」です。ただし、その役割と目的を正しく理解し、戦略的に活用することが重要です。
情報提供コンテンツの役割
- まだ具体的なサービスを探す段階に至っていない潜在層へのアプローチ(将来の顧客候補との接点作り)
- 専門性や信頼性の認知向上
多様なキーワードでの流入を増やし、サイト全体のSEO評価を高める効果があります。ただし、これらのコンテンツが直接的な問い合わせ獲得に繋がるまでには時間がかかるか、繋がりにくい場合が多い、という点は理解しておく必要があります。
戦略的な使い分けと連携
重要なのは、「いますぐ客」向けの基本的なSEO対策(サービスページ等)と、「これから客」向けのコンテンツマーケティングを、それぞれの目的とターゲットに応じてバランス良く進めることです。
役立つコラム記事を読んだユーザーが、関連する具体的なサービスに興味を持った際に、スムーズにサービスページや問い合わせページへ移動できるよう、記事内に分かりやすい内部リンクやCTAを設計することも効果的です。
また、サービスや業態によっては基本的なSEO対策のみで目的が達成できることもあります。
解決策3:データに基づいた継続的な改善サイクル(PDCA)
SEOやコンテンツマーケティングは「実施して終わり」「作って終わり」ではありません。実施後、どのくらいのアクセスがあり、どのキーワードから流入し、どのページが問い合わせに繋がっているのか、データを分析し、改善し続けることが不可欠です。
ツールの活用
Google Analytics や Google Search Console といったツールを活用し、現状を把握しましょう。
分析と仮説検証
データから「なぜこのページの問い合わせが多いのか?」「なぜこの記事は読まれているのに離脱が多いのか?」といった仮説を立て、コンテンツの修正やキーワードの見直しを行います。
PDCAを回す
「Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)」のサイクルを回し続けることで、効果は着実に向上していきます。
「データ分析は難しそう…」「改善と言っても、具体的に何をすればいいか分からない」という方もご安心ください!
S&Eパートナーズでは、経験豊富なコンサルタントがお客様と直接コミュニケーションを取りながら、データ分析に基づいた具体的な改善提案、そしてその実行まで、責任を持ってサポートします。

まとめ:SEO戦略の見直しで成果に繋がる対策を
コンテンツマーケティングでアクセスが増えても問い合わせが増えない原因は、コンテンツそのものの問題だけでなく、より基本的なSEO戦略、特に「反響獲得キーワード」での対策不足にあるケースが多く見られます。
問い合わせという成果に繋げるためには、以下のような視点が重要です。
✔「いますぐ客」を捉えるための基本的なSEO対策(特にサービスページ等)を徹底
✔「これから客」を育てるためのコンテンツマーケティングを戦略的に活用
✔両者を連携させ、データに基づいて改善し続ける
私たちS&Eパートナーズは、Webマーケティング戦略全体を俯瞰し、貴社のビジネスゴール達成のために本当に必要な施策をワンストップでご提案から実行までサポートいたします。
「自社のSEO対策は、コンテンツと基本対策のバランスが取れているだろうか?」
「サービスページをもっと上位表示させたいが、どうすればいい?」
そんな疑問やお悩みをお持ちでしたら、ぜひ一度、弊社の無料診断をご利用ください。
専門家の視点で貴社のサイトを分析し、具体的な改善のヒントをご提供します。
SEOディレクター:田代
S&Eパートナーズ株式会社でSEO対策サポートを行っております。 最先端のSEO技術をわかりやすくお伝えします。営業は10年以上経験してきましたので、お客様目線でのサポートを心掛けています。
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