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投稿日 : 2024/07/12 更新日 : 2024/07/16

ホームページのリース契約/サブスク契約のリスクをSEO観点で解説


SEO対策
ホームページのリース契約/サブスク契約のリスクをSEO観点で解説

ホームページリース契約や、サブスクリプション契約は、初期コストを抑えるための手段として検討されることが多く、短期的な事業やSEO対策を考えていない企業様にはとても使い勝手が良いサービスだと考えますが、SEO対策においては大きなリスクを伴います。

サイトの最適化やカスタマイズが制限され、検索エンジンでの評価を上げづらい仕様である事が多い上に、ドメインやコンテンツの所有権がお客様に無いことも多く、契約終了とともに、サイトもドメインも失効します。良くても買取で見積金額が多額になるケースも見てきました。

契約内容によっては、リース契約終了後はお客様に譲渡される場合もありますので、その場合はSEO対策を安心して進められます。

この記事では、ホームページのリース契約やサブスク契約の導入に迷っている方や、契約更新が近づいている方に向けて「SEO観点」でのリスクを記載しています。
S&Eパートナーズでは、サイトのリニューアルはもちろん、新規サーバーへの移管作業や、wordpressへの移管などの技術的な業務もサポート可能です。
リース契約やサブスク契約の満了が近づいて更新をどうしようかと迷っている方は、是非ご覧ください。

ホームページのリース契約とサブスク契約とは?

ホームページリース契約とは、ホームページの構築や運営にかかる費用を月々のリース料として支払う契約形態です。
ホームページサブスク契約とは月額料金を支払って、ホームページを作成・運営するサービス です。
お客様はウェブサイトの所有権を持たず、リース業者やサブスク業者が提供するテンプレートやシステムを利用してウェブサイトを運営します。
特徴としては、初期費用の削減、一定の月額費用での運営、綺麗なデザインや機能の提供などが挙げられます。一見すると便利な選択肢に見えますが、長期的な視点で見るとデメリットもあります。

一般的にリース契約がNGと言われる理由

基本的にホームページ自体は無形なので法律上リース契約を結ぶことはできません。ホームページ自体ではなく、付属する管理ソフトなどと契約をすることで、法に触れずにリース契約を行うことは可能です。
サブスクリプションについては、リース契約とは全く違った契約になるため、契約自体は違法で居はありません。
しかし、どちらにも共通するのは「契約が終わればサイトを失う事」です。

SEO観点から見たリース契約・サブスク契約のリスク

リース契約・サブスク契約では、ウェブサイトのカスタマイズが制限されるため、SEO対策が不十分になりがちです。特に、メタデータの最適化や内部リンクの設計など、細かな調整が必要なSEO施策が行えない場合があります。これにより、検索エンジンのアルゴリズムに適応した運営が難しくなり、結果として効果が出にくいです。

契約終了後のドメインの所有権

ドメインの所有権がリース業者・サブスク業者にある場合が多く、契約終了後にドメインを失うリスクがあります。これはドメインと、コンテンツが評価されるSEOにおいて大きなデメリットです。
ドメインの変更は、検索エンジンにおける評価がリセットされることを意味し、これまで積み重ねてきたSEO効果が無駄になる可能性があり、長期的なSEO戦略においてはリスクでしかありません。

契約終了後のコンテンツの所有権

ウェブサイトのコンテンツの所有権もリース業者・サブスク業者にあることが多いです。コンテンツとはページ内のすべての情報を指します。契約終了後にコンテンツを引き継げない場合、これまで作成してきたブログ記事や商品ページなど、SEOに重要なコンテンツがすべて失われるリスクがあります。これまで積み重ねてきたSEO効果が無駄になるため、こちらも長期的なSEO戦略においてはリスクでしかありません。

リース契約・サブスク契約しているサイトのSEO

リース契約・サブスク契約しているサイトのSEOを行う際は、大きく分けて2つの方法があります。

すぐに自社サイトの構築と運用を開始する

サイトのカスタマイズが制限されることが多く、内部対策の実施が難しい場合が多いです。そのうえ契約終了後にはドメインも、コンテンツも消失します。
よって、長期的なSEOを見据えた場合には、すぐにでも新しいドメインを取得して、お客様が全ての権利を所有するホームページを制作することをお勧めします。

契約終了後に所有権がお客様にある場合は対策も可

もし、契約終了後にサイトやドメインの所有権がお客様に移行される場合は、そのままSEO対策を行うことも可能です。しかし、この場合も契約終了時には、サーバーの移管やドメインの向き先の切り替え、リダイレクト設定など、専門的かつSEO対策の評価を引き継ぐために重要な作業が発生します。ここで失敗してしまったお客様を沢山見てきました、、。

本来、制作会社とSEO会社は、全く別の専門知識を駆使してサービスを提供しています。サイト制作をしないSEO会社もあれば、SEO対策をしない制作会社もあります。ですので、ホームページにおいて何らかの判断を下す際にリスクを最小限に抑えるには、実力があるSEO会社のアドバイスを受けることも1つです。

ホームページのリース契約/サブスク契約のリスクまとめ

ホームページリース契約・サブスク契約は、初期コストを抑えるための手段として検討されることが多いですが、SEOにおいては大きなデメリットを伴います。
サイトの最適化やカスタマイズが制限され、検索エンジンでの評価を上げづらい仕様である上に、ドメインの所有権が顧客に無いことが多く、契約終了とともに、サイトも、ドメインも失効します。
契約内容によっては、リース契約終了後は顧客に譲渡される場合もありますので、その場合はSEO対策を安心して進められます。

リース契約やサブスク契約をしているが、SEO対策に力を入れたい方は、一度ご契約内容を確認することをお勧めします。

S&Eパートナーズでは、サイトのリニューアル、新規サーバーへの移管作業や、wordpressへの移管などの技術的な業務もサポート可能です。
もちろん、SEO評価は維持したままのリニューアルが得意です。これから契約を考えているお客様や、もうすぐ契約終了を迎えるけど、どうしようか迷っているお客様は、是非お気軽にご相談ください。

この記事の筆者

S&Eパートナーズ株式会社でMarketing strategy advisor(マーケティング ストラテジーアドバイザー)通称:MSAとして企業のwebマーケティングの戦略立案から施策の遂行まで一貫して支援しております。 WEB集客の課題を抱えておられるご担当者様。是非一度S&Eパートナーズにご相談ください。当事者意識を持ち課題解決までを最短距離で提案いたします。

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