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スタートダッシュをキメて記事作成のモチベーションアップ?SNSの活用
今回はコンテンツマーケティングにおけるSNSの活用について触れていきたいと思いまます。コンテンツマーケティングとは、オウンドメディア等を用いて内容の優れたコンテンツを継続的に発信することによって、自社サイトへの検索流入を増やすことを目的として運営する物です。近年では様々な場面でコンテンツマーケティングの有用性が叫ばれている事もあり、多くの企業がコンテンツを中心としたオウンドメディアの運用をスタートさせています。
しかし、多くの企業がオウンドメディアを利用したコンテンツマーケティングをスタートしていると言っても、実際には運営数か月で更新がストップするようなメディアも非常に多くあるという事を忘れてはいけません。オウンドメディアは比較的自由にコンテンツの製作を進める事が出来るものではありますが、制作するコンテンツは『見込み客のニーズを満たす、オリジナルで良質なコンテンツ』でなければあまり意味がありません。かといってオウンドメディア等は即自的な効果をあまり見込むものではない為、コンテンツの公開と共に爆発的にアクセスが増えるなどといった事も少なく、「コンテンツの方向性はあっているのか?」「自分の制作したコンテンツは誰かに届いているのか?」等と制作担当者のモチベーションが上がらないといった事も少なからずあるようです。
そこで今回ご紹介するのが『SNSの活用』です。皆様も自分のFacebook等を見ている時にタイムラインに流れてくる誰かがシェアしたコンテンツが流れてきて見たことがあると言った経験は少なからずあるのではありませんか?オウンドメディア上に公開するコンテンツは公開時にSNS上にも発信するという事が主流になっていますが、これはコンテンツを拡散させる方法としてはかなり有効な方法で、SNSからの集客は今の時代欠かせない物です。
是非、あなたのオウンドメディアもSNSと連携させてコンテンツマーケットの効果をパワーアップさせましょう!
目次
そもそもオウンドメディアを運営する意義って?
それではまず「オウンドメディアってそもそも何?」「何のために運営するの?」という基本的な事について簡単にご紹介しておきます。オウンドメディアはコンテンツマーケティングを目的に多くの企業がスタートしていると言うのは上でも触れましたね。そもそもオウンドメディアとは自社が運営する広告やパンフレット、会報、WEBサイトなどすべてのメディアの事を指していますが、近年ちまたで言われているものの多くは『自社が持っているwebサイト』の事を指しています。
オウンドメディアはSNS等と同様に比較的簡単にスタートできるものですが、継続することはとても難しいという事はあまり認識されていません。近年では無料のCMS(ワードプレス等)などもあり、「社内の人間にコンテンツをつくらせれば、コストもかからないし、とりあえずスタートしてみよう」と考える企業も多いです。しかし、放置されたオウンドメディアは自社の信頼を下げる結果になるかもしれませんし、コンテンツ制作の担当となった社員は疲弊するなどのリスクもあり、本来はあまり安易にスタートすべきものではありません。それでもなおオウンドメディアの運営を始める企業が後を絶たないのはリスクを上回るだけの以下の様なメリットがあると考えるからです。
- 見込み客にとって有益で、広告性の薄いコンテンツ配信はポジティブなブランドイメージを作れる
- 自社の商品やサービスに愛着を持ってくれるファンのエンゲージメントを高める
- コンテンツの質を重視する近年のSEO対策として。検索流入を増やす目的
- コンテンツを介して見込み客とのコンタクトポイントを増やす
- 自社サービス、商品の認知向上
上記の様な『意義』を持ってコンテンツマーケティングに乗り出す企業が多いです。しかし、実際にその効果を実感しようと思えばこれらを最大化する為に考えられたコンテンツを作るように意識する事がとても重要です。さらに、そのコンテンツをどのように人に見てもらうのかという事も考えなければいけませんね。
GoogleもSNSでのブクマやシェアは評価している!?
まずコンテンツマーケティングにおけるSNS活用のメリットとして『GoogleがSNS等でのシェアを評価している』という点です。皆さんあまり認識していないかもしれませんが、実はGoogleはSNSでの評価をコンテンツの評価としてきちんと見ているという事です。具体的には、「Facebookでたくさんシェアされた」「Twitterでたくさん言及されている」「LINE上で多くの人に回覧された」などの情報はSEOの一環としてGoogleは評価していると言われています。よってSNSでのシェア数はとても重要と考えて間違いありません。
『はてブ』をうまく使って拡散
現在世界にはそれこそ数えきれないような数のSNSが運営されていますね。その中でGoogleの検索上位対策に最もパワーがあると言われているものが株式会社はてなが運営するサービスの『はてなブックマーク』です。皆さんも使った事があるかもしれないあの『はてブ』です。
『はてブ』はFacebookなどとは違い交流する等の要素は少なく、気に入った記事などに一言コメントを付けてシェアすることができるサービスです。このサービスは、厳密にはSNSと言っていいのか議論が分かれるものかもしれませんが、アクセス数を飛躍的に伸ばす事も出来るため、日本国内でコンテンツマーケティングを行う上では欠かせない存在です。
具体的な拡散の流れを説明すると、あなたのコンテンツに『はてブ』が3つつくとはてブ内の新着エントリーに表示されます。皆さんも同じでしょうが、一般的に人は今話題になっている記事を読みたいもので、はてブ利用者も新着エントリーで記事のチェックを行います。そして見たコンテンツが面白ければさらに『はてブ』をつけて拡散してくれます。
この『はてブ』の数が100個ぐらい付けばグノシーやスマニューなどのニュースアプリなどにも拾われていき、あなたのコンテンツはどんどん拡散していくこととなります。このような状態になるとよく言われる「バズる」という状態で、コンテンツが非常に有用性があるとGoogleも積極的に評価をしてくれると言うことにもつながります。
Facebookのシェアは信頼性が高い
はてブの拡散効果は上述の通りです。もちろん他のSNSの拡散効果もバカにできないので次はFacebookについて見ていきましょう。近年では複数のSNSに登録しているという事が当たり前の時代なので色々なSNSをうまく活用しなければいけませんね。
それではFacebookについてですが、このSNSの大きな特徴と言えば何だと思いますか?Twitterやインスタグラムと並んで日本国内でもユーザーが非常に多いSNSですが、他のサービスと決定的に違うのは基本的に『実名』でのつながりという部分です。その為、Facebookではリアルでも交流のある人とのつながりが多い為、Facebookでシェアされたコンテンツについては他の物と比較すると長時間滞在されがちになります。
理由は簡単ですね。「○○さんがオススメしているのだから」と実際の知人が推薦しているものなのですから、そのコンテンツへの信頼性は高くなり、内容もきっと面白いのだろうとしっかりと読んでもらえる傾向があります。因みにFacebookでの拡散速度は比較的緩いと言われていますがその流れは以下です。
Facebookのシェアを見た人が『信頼性が高い』と思う理由はFacebookの特殊なアルゴリズムも関わっています。Facebookを使用している方ならわかると思いますが、このサービスは、フィードと言われる投稿一覧にユーザーの投稿が流れてきます。その流れてくるフィードはFacebook内で特に交流の多いユーザーのフィードを積極的に流すと言う仕様になっているのです。その為、自分がいつも『いいね』している特に仲のいいユーザーに対してコンテンツのURLを表示した投稿が表示されるようになっているんですね!
このFacebookのアルゴリズムを考えると、あなたの特に仲のいい(アクティブな)フレンドがコンテンツをシェアしてくれた場合、またその先ではその方の特に仲のいいユーザーのフィードへと投稿は流れていきます。このFacebook上での流れは非常にポジティブな動きだと言え、Facebookでシェアが増えるという事はとても好ましい事なのです。
その為、Googleもコンテンツのシェアの数を見ているのです。
Twitterでの拡散も忘れずに
Facebookに触れたらTwitterに触れないわけにはいきませんね。Twitterは何かと炎上騒ぎ等もありますが拡散速度を考えた場合、Facebookなどよりも圧倒的な速度を持っています。使った事があると言った人は多いでしょうが、Twitterはタイムラインと言われる投稿一覧に新着順に投稿が掲載され、テンポよく投稿が流れていきます。その為、タイミングよく投稿を発信したり、シェアされなければどんどん投稿が流れていき、結局過去ログに流れて行ってしまうと言った事も多いです。
上でも書きましたがTwitterは『炎上』と言われる騒ぎが毎日のように起こります。これはTwitterが匿名性が高く好きな事を好きなようにつぶやくと言うサービス上の特徴でもあります。その為、心ない誹謗中傷の様な投稿もしばしばありますが、企業アカウントとして運営している場合、倫理を持って投稿している限りは攻撃の対象になる事は基本的にありません。
Twitterの大きなメリットはその拡散速度の速さにあり、コンテンツを公開して、そく拡散することができると言うWEBサービスの中でもかなり特殊なポジションを築いているサービスです。皆さんも発注ミスで大量に発注してしまったスーパーなどがTwitterで商品購入のお願いを出して数百個の商品を売ってしまったと言った話を聞いたことはありませんか?これは、恐らくTwitterの拡散速度がない限り不可能な事例ですよね。
コンテンツマーケティングとして作るコンテンツも同じようにどれだけその情報を拡散できるのかといった部分が勝負にもなりますので、こういったSNSでの拡散という事は必ず行うようにしなければいけませんね。Twitterは上でも書いた通り、タイムライン上を流れていく速度も早い為、投稿する時間などの工夫も必要になります。
入口としてソーシャルメディアを意識しましょう。
今回ご紹介したようにオウンドメディアとSNSと言われるソーシャルメディアは切っても切れない関係にあります。
こうした読者のアクションは、オウンドメディアが成果を上げていく上ではどのようなオウンドメディアにおいても多かれ少なかれあると思います。いわゆる『バズる』といわれるような爆発的にアクセスを上げるコンテンツを継続的に生み出すことができればあなたの持つオウンドメディアは飛躍的なスピードで効果が見込めるものになるでしょう。
いずれにしても、オウンドメディアの入口を考えた場合、多くの場合はソーシャルメディアからの流入というのが近年では非常に多くなっています。特に、運営開始初期の事を考えれば、自然検索によるサイトへの流入はあまり期待できない事もあり、リファラーの割合はソーシャルメディアがその多くを占めるという事が多いです。その為、SNSの活用はオウンドメディアを成長させるためには非常に大きな要素と言えます。
拡散速度が速く、比較的容易に投稿できるTwitterを初めとして、画像を中心におくコンテンツの場合は「Instagram」「Pinterest」などのビジュアルに強いSNSを活用する必要がありますし、読み込む必要のあるコンテンツであれば「はてブ」などのSNSは欠かせません。また、近年ではLINEユーザーの増加もあり、LINEでのシェアなども注目されています。
オウンドメディアはあなたの作成するコンテンツの特性とターゲット層が多く利用しているSNSを良く考えて適材適所に活用する必要があります。
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