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【これって医療・健康アップデート?】そのチェック方法から順位復活対策に関する方針を解説
いつも大変お世話になっております。専務取締役の黒田でございます。本日は、2017年12月に初めて行われ、その後も検索結果に大きな変動を与え続けている「健康アップデート」に関する投稿です。
- 病院やクリニック等、医療機関
- 整骨院や整体院等、医療類似行為に該当する事業
- 健康食品や化粧品等、美容・健康に関連する商品の販売や情報提供
このような業界の従事者の方で、この投稿を御覧頂いているということは「検索エンジンでの検索結果が急落」「アクセス数が10分の1~1000分の1になってしまった」という状況になられているのではないでしょうか。
本投稿では「順位急落が健康アップデートなのかどうかのチェック方法」「健康アップデートであった場合の対処法・対策はどうすべきか」等を解説しています。お困りの方はぜひ本投稿をお読み頂ければと思います。
目次
知識は不要。「今すぐ順位を復活させたい」とお考えの方は、無料相談窓口へ
SEO・Webマーケティング歴20年のCTOが健康アップデート対策を設計し、順位復活に最善を尽くします。まずは「健康アップデートかどうか」「その場合、何をすべきか」を明確にできる相談窓口をご予約下さい。ご来店頂ければ2時間まで無料でご相談をお受けいたします。
まずは「信頼できる情報を探している」「自社・自院のホームページに何が起きているのか、まず知りたい」という方は、以下読み進めて頂ければ幸いです。
これって健康アップデートなの?確認するための3つのチェックポイント
順位が急落・アクセス数が激減してしまった場合、まずはその原因を突き止める必要があります。今回は、健康アップデートであるかどうか、2つのチェックポイントを紹介します。
アクセス数が、ある日を境に「10分の1~1000分の1」に激減
健康アップデートの場合、ある日=Googleがアップデートを実施した日を境に、とんでもないアクセス数の激減となることが多くなります。S&Eパートナーズへのご相談実例の中では、1日4,000クリック程あったものが、5クリックにも満たない数に下がったものもありました。この確認は、Googleサーチコンソールの検索アナリティクスにて可能です。
次の画像は、実際のGoogleサーチコンソール「検索アナリティクス」のキャプチャーです。
健康食品販売サイトの例
売上も同様に激減し、死活問題になっていると。
整体院サイトの例
民間医療に関するホームページの順位下落に関するご相談は、少なくありません。
アクセス数が激減した月日が、次に該当する場合
2019年だけでも、以下の日にアップデートが実施されています。よって、激減した月日がこちらの前後に重なる場合は、健康アップデートの可能性大です。
- 3月13日…過去最大クラスのコアアルゴリズムアップデート
- 4月02日…3月に実施したアップデートの調整
- 5月09日…インデックスアップデート
- 6月03日…コアアルゴリズムアップデート
- 6月19日…初めての「事前告知有り」のアップデート
検索結果が、不自然に大企業等のサイトばかり並んでいる場合
初回アップデート=2018年8月1日のアップデート時の検索結果は、不自然とも思える状態でした。無味乾燥なコンテンツであっても、行政・大企業・大規模な病院等のページは上位に表示されていました。
今まで上位表示に成功していた検索ワードで検索をしてみてください。その検索結果が次のようになっている場合は、健康アップデートによる順位急落の可能性大です。
※2019年6月29日の「偏頭痛 原因」と検索した場合の検索結果キャプチャー
いかがでしたでしょうか。健康アップデートによる順位急落の疑いがある場合は、まず健康アップデートとは何かを知って頂くことが先決です。その上で、ホームページをアップデート内容に準拠するよう修正をし、順位復活を狙っていきます。以下、続きます。
健康アップデートとは?
前述のように、健康アップデートによる順位下落を脱する為の施策を講じるには、Googleの意図を知ることが必須です。
健康アップデートを実施した、Googleの意図
元々は、医学的根拠の裏付けがない、中には事実と全く異なる様な情報が書かれたWebページでも、上位表示されていたことが発端です。代表的なものは「ウェルク事件」でしょう。
ウェルク事件とは?
当時のGoogleのアルゴリズムは「コンテンツの質より量」という時代。情報の裏付け・根拠が無くとも「とにかく量を書いて上位表示…」なんてことになっていました。
株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)運営のキュレーションメディア「ウェルク」には不適切な記事が多数あり、中には「肩こりの原因は背後霊かも」というものもありました。このことは社会問題になり、ウェルクは閉鎖に追い込まれました。※ウェルク事件に関し詳しくお知りになりたい方は、ウィキペディアを御覧ください。
これを受けて、Googleは、医療や健康・金融・法律・ニュース等の情報(いわゆるYMYL)を掲載したWebページの品質を担保する為に導入したものが「医療・健康アップデート」です。
健康アップデート対策は「信頼性・安全性向上と医療広告ガイドラインへの準拠」が主
Googleの意図が分かれば、対策の方針は自ずとご理解いただけると思います。検索ユーザーにとって有益な情報、根拠有る情報、裏付けのある情報を検索結果に表示させるためのアップデートであり、そうでないものを排除するものです。具体的には、次のようなものが対策の大分類になります。
厚生労働省が示す指針「医療広告ガイドライン」への準拠
行政の方針に反するホームページを、Googleが上位表示させるとは思えません。医療広告ガイドラインに抵触する箇所を具体的に洗い出し、修正・削除を実施します。
専門用語・業界用語を極力使用せず、専門家外のユーザーにも分かりやすく改善
検索ユーザーの多くは、専門知識がありません。専門知識が無くとも理解できる易しいホームページは検索ユーザーに好まれると、Googleは考えています。専門用語を使う場合は、別途解説文の記載が望ましいです。
低品質なコンテンツがある場合の対応
修正、それが無理な場合は削除が必要なことは言わずもがな。
保有資格、経歴、肩書等の明記
コンテンツで作成者に関する、客観的な評価やスキルや実績の裏付けの記載は、コンテンツの信用にもなります。出し惜しみせず記載する必要があります。
同一運営者で複数のホームページを運営している場合
この場合は、ホームページの目的の重複がないようにするための、運営方針決定やコンテンツの修正・削除が必要です。
その他
他、それぞれの業界・それぞれのホームページごとにある固有の課題を明確化し、実施していく必要があります。
最後に。アクセス経路をSEO=オーガニックのみに依存するのは非常に危険です
健康アップデート対策は、非常に大掛かりなものです。具体性・計画性が必要な為、専門家にご相談の上で進めることをおすすめします。
現在お取引中のホームページ制作会社、SEO対策・コンサルティング会社が、健康アップデートに専門的に取り組んだ経験が無い場合は、お気軽に弊社にご相談下さい。2時間まで無料の「SEO・健康アップデート相談窓口」のご利用が可能です。
また、ホームページのアクセス経路・集客経路がSEOのみという場合は、非常に危険です。対策により再浮上したとしても、SEOのみでなく、リスティング広告やSNS運用などを開始し、アクセス経路を増やしましょう。S&Eパートナーズでは、Webマーケティングのトータルサポートが可能ですので、合わせてご相談をお受けすることも可能です。
実際の取り組みの一例はこちらからご覧いただけます。
Google医療・健康アップデートにより順位が下落した「医療関連サイトの順位復活対策」の取り組みについて
医療アップデートで落ちた病院サイトに行った施策と復活成功事例
その他にもS&Eパートナーズでは、SEOを中心に様々なWebマーケティングを掛け合わせてWebマーケティング効果の最大化を目指しております。「SEOを実施しているけど限界を感じている」という方は是非一度、課題の発見と最適なご提案をさせていただく「SEO対策無料診断」の窓口よりお問い合わせ下さい。
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