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MEO対策
投稿日 : 2021/04/16 更新日 : 2023/03/06

MEOとは?SEOとの対策の違いやメリットについて解説


MEO対策
MEOとは?SEOとの対策の違いやメリットについて解説

MEOとは、 Map Engine Optimizationの略です。
Google Mapの地図エンジンにおいて最適化を図ることで、 「ローカルSEO」「ローカル検索」とも呼ばれています。

先日、SEO対策についてお問合せ頂いたお客様とお話をしていると、何だか話が噛み合わず・・・。
よくよく話を聞いてみると、お客様はMEO対策のことを仰っていたということがありました。
MEOとSEOは何が違うのか、実はよく分からないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで今回は、改めてMEOとSEOの違いやMEO対策を行うメリットについてご説明いたします。

MEOとは

MEOはGoogle Mapの地図エンジンにおいて最適化を図ることで、Googleマップでの検索結果を上位に表示させるための取り組みのことを指します。

MEOはSEOと同じく、Googleのアルゴリズムによって検索結果が変わります。近年では。店舗ビジネスや地域ビジネスをしているオーナーの方も対策が必要だと認知しているので、検索上位に表示させるには対策が必須です。

ローカル検索とは、「商品名+地域」のように、地域や場所に関連する検索キーワードに対して、それに適した検索結果を表示させることです。Googleのローカル検索結果には2つのタイプがあります。

「パソコン修理 大阪」と検索したそれぞれの検索結果を見てみましょう。

1つ目は、Google検索での検索結果にGoogleマップと3店舗の情報を掲載するタイプです。
(※データ復旧のクイックマンはS&Eパートナーズの関連会社です。)

Google検索での検索結果

2つ目は、Google Mapでキーワードを入力したときの検索結果です。

Google Mapの検索結果

Googleマップ上のローカル検索では、Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)に登録されている情報が検索結果として表示されます。店舗情報には、店名やレビュー評価、店舗のカテゴリ、住所、写真などの情報を登録することが可能で、上位表示されると、見込顧客へのアピールに繋がります。

MEO対策とSEO対策の違い

MEOはローカル検索結果で、特定の店舗情報を上位に表示するための取り組みですが、SEOはグーグル検索での検索結果でWEBサイトを上位に表示するための取り組みです。

ここではMEO対策とSEO対策にはどのような違いがあるのか、ご説明していきます。

検索結果に表示される場所が違う

MEOとSEOでは、検索結果で表示される場所が違うため、上位表示を狙う場所も異なります。

MEOでは上の枠内で上位表示を狙い、SEOでは下の枠内(自然検索エリア)で上位表示を狙います。

MEOとSEOの表示場所

施策を行う対象の違い

MEO対策とSEO対策では、施策を行う対象が異なります。

MEO対策ではローカル検索結果に表示される情報、つまりGoogleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)に登録されている情報に対して施策を行います。

一方、SEO対策では、検索キーワードに対して関連性のあるウェブサイトが検索結果に表示されるので、対象のウェブサイトへ施策を行います。

対策方法が違う

MEO対策とSEO対策では施策を行う対象が異なるため、当然ですが対策方法も異なってきます。

MEO対策の例

・Googleビジネスプロフィールのアカウントを作成する
・Googleビジネスプロフィールに情報を登録する
・情報を最新の状態に更新する
・写真や動画を充実させる
・ユーザーに有益な情報を発信する
・ユーザーが検索しそうなキーワードへの関連性を高める
・口コミやレビューを集める
など

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SEO対策の例

・タイトルタグや見出しタグの最適化
・メタディスクリプションの最適化
・サイト構造の最適化
・内部リンク構造の最適化
・URLの正規化
・コンテンツの作成と更新
など

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対策にかかる費用の違い

SEO対策では、コンテンツの作成や更新、サイト内の情報や導線の見直しなど、対応する範囲が広く修正費用が発生することもあります。

また、SEOに対する知識だけでは成果を上げることが難しく、実績や経験の積み重ねも重要になります。サイトの上位化について、本当に成果を上げたいとお考えであれば、外部のSEO対策をサポートしている会社へ依頼することも検討する必要があります。

対策キーワードの難易度や競合サイトの状況にもよりますが、SEO会社に依頼する場合は月額10万円~30万円程度が相場です。外部対策をメインにされているところであれば、月額数万円から始められることもありますし、高額なツールを駆使して解析や対策を行うところでは、月額50万~100万円以上という場合もあります。

MEO対策は、Googleビジネスプロフィールスの対策が主になるため、施策や修正をする領域は少なく、Web関係の知識や技術が少ない担当者であっても、比較的簡単に作業を進めることができます。

外部の会社に依頼する際も、SEO対策に比べて費用は安く設定されていることが多いです。もちろん、対策内容や委託先の会社によっても異なりますが、月額1~3万円程度が相場となっています。

MEO対策のメリット・デメリット

MEO対策を行うことのメリットとデメリットについてご紹介します。

MEO対策のメリット

1.検索結果よりも上位に表示されやすい

Googleの検索結果画面では、Googleマップが自然検索結果よりも上位に表示されることが多い傾向にあります。自社のWebサイトを自然検索でファーストビューに表示させようとすると、労力も時間も費用もかかりますが、MEO対策を行えば、かなり目立つ位置に表示させることができます。

2.WEBサイトがなくても対策ができる

リスティング広告やSEOの場合は、WEBサイトやランディングページがあることが前提となります。
しかし、MEOではGoogleビジネスプロフィールを利用するため、WEBサイトがなくても対策を行うことができます。

3.問い合わせ数や来店数の増加

ローカル検索結果に上位表示されると、店舗の情報が目立つため、お問合せの増加が期待できます。
また、特定の場所で行きたいお店を探した結果が表示されるので、来店意識の高いユーザーに店舗情報を見てもらいやすく、来店数の増加に繋がります。

4.詳細な情報提供ができる

Googleビジネスプロフィールに詳細な情報を登録すると、ビジネスプロフィールを閲覧しているユーザーに発信することができます。

例えば、支払い方法は何に対応しているのか、コロナ対策への取り組みはされているのか、などの情報もGoogleビジネスプロフィールから確認することができるのです。Googleビジネスプロフィールに情報を記載するときは、できるだけ詳細で正確な情報を記載するようにしましょう。

5.費用対効果が高い

Googleビジネスプロフィールは無料で利用できるため、時間とノウハウがあれば費用をかることなく対策が可能です。そこで上位表示できれば、お金をかけずに集客ができます。

さらに、Googleマップ上からも店舗情報やサービス情報が閲覧できるので、マップ上での検索からの集客効果も期待できます。

MEO対策のデメリット

1.対策可能なエリアが限定される

ユーザーが検索したエリアとの関連性が高い情報が検索結果に表示されるため、MEO対策を徹底していても、店舗の位置が離れていれば上位表示は難しくなります。

2.レビューが悪影響になる場合がある

Googleビジネスプロフィールに投稿されたユーザーの口コミは、MEOで上位表示されるために必要な要素です。

しかし、お客さんから低評価レビューがつく可能性があり、それを見た検索ユーザーが来店をやめるかもしれません。低評価レビューがついた場合は、低評価レビューに対して返信を行い、お客様に対して真摯に向き合っている姿勢をユーザーに見せるとよいでしょう。

3.情報を第三者に改変されることがある

Googleビジネスプロフィールに登録されている店舗情報は、第三者によって改変されることがあります。
オーナー権限を持たない第三者は、Googleビジネスプロフィールにある「情報の修正を提案」という項目からGoogleに情報の修正を提案できます。審査の結果、提案された情報が正しいとGoogleに判断されると、オーナーの意思に関わらずGoogleビジネスプロフィールの店舗情報が改変されます。

改変された情報が内容が間違っている場合、検索ユーザーに誤った情報が伝わる恐れがあります。誤った情報は店舗評価や集客に影響する可能性があります。これを防ぐためには、定期的にGoogleビジネスプロフィールの情報を確認し、間違った情報が掲載されている場合は情報を正しく編集することが重要です。

MEOとSEOはセットで対策をするのがオススメ!

SEOとMEOどちらの対策を行うのが良いのでしょうか。
結論を申し上げると、SEO対策とMEO対策はどちらもあわせて対策することをおすすめします。

これまでにお伝えした通り、MEO対策は「商品名+地域」で検索したユーザーに効果的なアプローチができる施策です。しかし、すべてのユーザーが必ずしもその枠内に表示された情報を見るわけではありません。

ユーザーのなかにはWebサイトが表示されている部分をチェックする人もいます。そこに自社の公式サイトが表示されていたら、より多くのユーザーに自社の情報を見てもらうことができます。

また、Googleビジネスプロフィールを運用することは、SEO的にも良い効果があります。
例えば、Googleビジネスプロフィールのウェブサイトの項目に自社ホームページを登録すれば、そちらのリンクも増えることになります。

以上のような理由から、MEOとSEOはセットで対策をすることが効果的で、弊社S&EパートナーズでもSEO対策の中にMEO対策を含んだ形でサービスをご提供しております。

S&EパートナーズのSEO対策についてはこちら

まとめ

MEOとSEOの違いや特性についてお分かりいただけましたでしょうか。

MEOはマップエンジン、SEOは検索エンジンを使用しているため上位表示されるアルゴリズムが異なります。どちらもWeb集客やブランディングを考える上では重要な施策になりますので、それぞれの違いを理解した上で、業界・業種や、集客の目的によって取り組むべき内容を考えていくことをお勧めします。

「両方対策をした方が良いというのは分かったけれど、結局何から手を付けたらいいの?」「自分たちのサービスに最適な対策方法を教えて欲しい」などお気軽にご相談ください。
Webマーケーティングのプロが、貴社のWeb集客に最適な施策をご提案いたします。

 

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この記事の筆者

S&Eパートナーズ株式会社でSEO対策サポートを行っております。 最先端のSEO技術をわかりやすくお伝えします。営業は10年以上経験してきましたので、お客様目線でのサポートを心掛けています。

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