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SEO対策に向いているECサイト用ショッピングカートは?【S&E独自比較】
「どのショッピングカートを選べばよいかわからない」「SEO対策に向いているカートは?」
自社ECサイトの立ち上げを検討されているお客様から一番多くいただくご質問です。
現在、様々なショッピングカートが各社からリリースされており、ひとつひとつのサービスを比較するのも一苦労かと思います。費用や機能については、「おすすめカート〇〇選」や「カート10社徹底比較」、のような他社さまの素晴らしい纏めぺージが検索すると沢山ありますので、是非そちらを参考にいただきたく思いますが、「SEO対策に向いているカート〇〇選」のような、SEO観点からのカートの選び方や比較はなかなか言及されることがございません。
そこで今回は、S&EパートナーズSEO&EC担当の門田がSEO目線でのカート比較を行い、「SEO対策に向いているカートは?」にお答えいたします。
自社ECサイトの立ち上げをこれからお考えの方や、自社ECサイトのSEO対策がなかなかうまくいかないという方は是非ご参考ください。
読んでほしい!
ECサイトの店長経験がありSEO対策歴10年、SEO協会1級資格者のS&Eパートナーズ門田がECサイトのSEO対策方法を分かりやすく解説します。。…
目次
自社ECサイトでSEO対策が必要な理由
自社で自由にブランディングが行え、制約が無い中で運営できることが自社サイトの大きな魅力ですが、自分たちでアクセスを獲得して以下ならければならない難しさがございます。
ECサイトの基本的な流入経路には「自然検索」「広告」「SNS」の3つがあり、自然検索にあたるSEO対策は自社サイトへの集客の要となります。 自然検索からの自社ECサイトへの流入は5~6割を占めているので、SNSアプリなどのサービスが急激に普及した今でもSEO対策はWEB集客の柱であり、 自社ECサイトを運営するなら必ず取り組むべき対策になります。
※モール出店の場合は、必ずしもそうとはいえません。モールのSEO対策については楽天市場を例に以下の記事で解説していますので、モール出店で頑張りたいという方は是非ご覧ください。
読んでほしい!
「楽天SEO対策で上位化はできますか?」に回答します。【SEO対策専門企業の2023年現在の見解】
20年のECサイト運営をルーツにもつS&Eパートナーズには、ECサイト運営者・通販事業者さまから様々なお問合せをいただきます…
自社ECサイトのSEO対策方法
先ずはECサイトにおける検索ニーズを理解する必要があります。検索ニーズは=キーワードのことです。上図をご覧ください。
今すぐ客(顕在層)用の「購入検索キーワード」
商品カテゴリや総称、買うための比較 など 購入することが前提のキーワードです。こちらの購入検索キーワードは、購入に直結するキーワードなので、最も競合が多く、競争は熾烈を極めます。
(例) アクセサリー、アクセサリー通販、リング、ネックレス、アクセサリー価格、アクセサリー安い、などです。
そのうち客(潜在層)用の「情報検索キーワード」
全体の検索ニーズの80%を占めるのが情報検索キーワードです。見込み客の中でもニーズが顕在化しておらず、まだ購入まで検討していない潜在している層のキーワードです。ECサイトのSEO対策をする場合、購入検索ワードのことは意識しても、購入とは関係ないからと、情報検索を対策されないケースが非常に多いです。
(例) アクセサリー 用途、アクセサリー 種類、アクセサリー 歴史 アクセサリー起源 などです。
2つの検索キーワードはどちらも必要なものです。メイン対策ワードを1つや2つに設定して対策をされる方が多いですが、ECサイトの場合はメインキーワードだけでは不十分。情報検索から購入まで一連のニーズに対する全てのキーワードを網羅することにより、潜在層から顕在層まで取り込むことができるようになります。
こちらは超簡易的なECサイトのサイトマップです。
購入検索キーワードと情報検索キーワードで上位化するための対策ページを記しています。
よく勘違いされますが、「検索ユーザーはまずトップページにアクセスして、その後、他のページに流れていく」というイメージをお持ちではないでしょうか。検索エンジンの性能が向上し、検索キーワードと関連性が高いページが上位表示されるようになっている現在では、そのイメージは実態と異なります。
検索ユーザーは検索エンジンを経由して、個別の内容に特化している下層ページへにまずはアクセスしてきます。つまり、サイト内のすべてのページが集客の入り口になります。そうすると、上図のように検索ニーズに対応したそれぞれのページを対策する必要があります。
SEO目線での各社ショッピングカート比較
ECサイトのSEO対策をする上で必要な対策ページを説明いたしました。つまり、SEO対策に向いているショッピングカートとは、これらの対策キーワードに対する対策ページをどれだけ自由度を高く編集できるか、によって決まってきます。
今回、この観点で独自に比較表を作成いたしました。
※対策が必要なページに対して必要な機能を、主要なショッピングカートで比較したデータです。
※青色が【購入検索キーワードに対する項目】、黄色が【購入検索キーワードに対する項目】です。
各ショッピングカートの比較結果
当然〇が多いカートがSEO対策に向いているカートといえます。上記で説明した購入キーワード(指名検索と購入検索)の対策だけに絞ってみてみると、BASE以外はほとんど変わりません。どのカートを選んでいただいてもしっかりと対策をすることが可能です。
BASEに関してはやはり自由度の低さから対策に苦労することになります。BASEでSEO対策に苦戦されている方が多いのはこのような理由からです。BASEの場合は、SNSと連動した流入経路を確保したら、外部ブログや外部サイトからのリンク獲得が非常に重要です。
おすすめサービス
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ショッピングカートを決める前にしっかり確認しよう!
ECサイトのSEO対策で最も苦労するのが、潜在層向けに対する情報検索の対策です。この対策は、そのうち客に向けてニーズのある情報のコンテンツを、作成・発信することで集客につなげることができます。ワードプレスを連動することができないカートでは、外部でブログやメディアを運用することでカバーしなければいけません。
外部サイトの運用でもうまく対策することはできますが、オウンメディアなどの外部サイトに集まったユーザーをいかに、本サイトへ流入してもらうかという次の課題がでてまいりますので、できればドメイン直下にワードプレスを設置したいところです。
SEO対策目線でのおすすめカートはこれ!
自由度の高さ(比較表の〇の数)から見て、「フューチャーショップ」と「EC=CUBE」をお選びいただければ、SEO対策観点でみると問題ございません。
基本的なSEO対策で行うべき施策をすべて反映できる作りになっているかと思います。ドメイン内に簡単にワードプレスの設置もできるので【購入検索キーワード】【情報検索キーワード】どちらも確りと上位化するとサイトを運営することが可能です。
購入・情報、両軸でのキーワードからアクセスを獲得できると売り上げもアクセスに比例してあげていくことができます。こちらの記事で成功事例を詳しくご紹介していますので、是非ご参考ください。
さいごに
いかがでしたでしょうか。
前述いたしましたが、SEO対策を成功するためのカート選びは【対策キーワードに対する対策ページをどれだけ自由度を高く編集できるか】にかかっています。対策キーワードを選定したら、どのようなページを作る必要があるか確りと考えておくことが重要になります。
「はどういうキーワードや、どんなぺージの作成が必要?」「ECサイトの構築からアドバイスが欲しい」などお気軽にご相談ください。貴社ECサイトのSEO対策に必要なことをすべてお教えいたします!以下より無料相談をお申し込みください!
また、今回の比較データやお話は、あくまで【SEO対策で順位を上げるために向いてるカート】観点でのお話です。本来のカート選びは、運営方針や販売ルール(配送方法や決済方法)など様々な観点から検討が必要です。一つの考えかたととしてご参考いただければと存じます。
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MSA:門田 雅史
SEO対策サポートをメインにECサイトのコンサルティング・構築支援を行っています。全日本SEO協会1級、GAIQ(Googleアナリティクス個人認定資)取得。ECサイトの運営経験で培ったマーケティングの課題解決力を生かし、成果に直結する提案に努めてまいります。
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