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ECサイト運営
投稿日 : 2021/04/23 更新日 : 2023/09/11

ECサイト構築チャート~モール?自社?それぞれのカートの違いを解説


ECサイト運営
ECサイト構築チャート~モール?自社?それぞれのカートの違いを解説

前回に引き続き、ECサイトのショッピングカートの選び方についてのお話です。
BASEの新プランの紹介記事でも少し触れましたが、「モール?自社?どちらに出店すればいいのかかわらない」と向けにモールと自社のショッピングカートの違い・選び方を解説ます。

  • モール店舗のほうが集客がカンタンだけど、手数料が高いと聞くし・・
  • 自社サイトのほうが自由に運営出来ると聞くけど、集客の方法がわからない・・

このような方は是非、参考にしてみてください。

ECサイト構築チャートから考える

EC構築チャート

今回選ぶ方法を視覚的に分かりやすくご説明するために「オリジナル構築チャート表」を作成しましたので、ご参照ください。
ECサイトを構築するには、まず最初に「出店先」「システム」「運営方法」の3つのポイントを考えていく必要がます。これらが整理できたら自然とどのカートでどこに出展すればよいかがみえてくるはずです。

ECサイトをどこに出展するか

ECサイトについて考えるときの大切なポイントは、実店舗でお店を出すときと同じように考えてみることです。実店舗だとまず最初にどこに出店するかを考えますよね?ECサイトも全く同じです。

モール型ECサイトは百貨店

モール型ECサイトは、例えるなら「百貨店のテナント」と同じ出店形式です。モール型ECサイトの最大のメリットは、集客力があるため1年目から比較的カンタンに売上が上がりやすいことです。
また、すべての運営ツールがパッケージ化されているため初心者でも安心してサイトを運営することができます。カスタマーサービスが充実してるのも魅力です。
デメリットは、モール側のルールによって自由な運営が出来ずブランドの構築が難しいことでしょうか。また販売手数がかかるため、出店コストがかかるのも特徴です。

自社ECサイトは個人経営の路面店

独自ドメイン型ECサイトは、独自ドメインを取得してECサイトを開設する方法です。
モール型ECサイトがデパートの「テナント」であったのに対し、独自ドメイン型ECサイトは「路面店」といえます。

独自ドメイン型ECサイトのメリットは、自由な運営でブランドを構築できる、販売手数料がないのでコストが抑えられる、サイトのデザインが自由にできることでしょうか。

デメリットは、やはり集客の難しさです。モールのように予めお客様があつまっている場所に出店するのではなく、誰もあなたのお店を知らない土地に、だれも人がいない場所にお店を出店致します。集客はすべて自分の力で行なわなければなりません。

どのカートシステムを利用するか

モール出店なら迷わず楽天、Amazon、Yahooショッピング

モールごとに異なる集客の仕組みやトレンド、ルールをいかにキャッチし、主体的に運営できるかが成功のカギとなります。

楽天市場

国内EC流通総額2兆58億円で、1店舗当たりの平均月商は416万円、ページビュー数は34億PVと、圧倒的な集客力を誇るショッピングモール。店舗支援のためのキャンペーンが充実していて、商材や価格がうまくはまれば、初月から大きな売上も期待できます。
初期 60,000円/月額 39,800円
販売手数料 3.5~5.5%

ヤフーショッピング

2013年の完全無料化を機に出店数が激増し、今では国内随一の店舗数に。3ステップでスマホからでも簡単に店舗制作が出来る初心者向けの「ライト出店」と、本格的に店舗を構築、運営したい人向けの「プロフェッショナル出店」があります。とりあえずモール出店してみたいという人には最適です。

初期 無料 /月額 無料
販売手数料 無料

Amazon

大口出品と小口出品があるが、本格的にECサイトを運営するなら大口出品がベター。他のモールと違って、申し込み後すぐに販売を開始できる。売上ロイヤリティは若干高めだが、決済手数料を含んでいる点や、他のモールに比べて販促やページに手をかける必要がないことをメリットと捉えるかどうか。

初期 無料 /月額 4,900円
販売手数料 8~20%

自社サイトなら、カラーミーショップとフューチャーショップ、BASEがオススメ

カラーミーショップ

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管理画面が分かりやすく、テンプレートも豊富なので初心者向けだが上級者には少しもの足りないかもしれません。

初期 無料 /月額 3,240円
販売手数料 無料

フューチャーショップ

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デザインを自由にカスタマイズでき、またオプションで出来ることも非常に多い。商品点数が200点以上のショップや月商500万円以上のショップ向けです。

初期 15,000円 / 月額 8,000~ 30,000円
販売手数料 無料

BASE

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デザインを自由にカスタマイズでき、またオプションで出来ることも非常に多い。商品点数が200点以上のショップや月商500万円以上のショップ向けです。

初期 15,000円 / 月額 8,000~ 30,000円
販売手数料 無料

集客と運営方法について

最後は集客と運営方法です。お店を知ってもらうための努力をしなければ誰もあなたのECサイトを知ることができません。
お店に来てもらうための努力を一切していないのに「サイトを開設すれば売れるようになる」と思い込まれる方もまだまだいらっしゃいますがインターネットは魔法ではありません。実店舗と同じように知ってもらうための努力=「集客活動」が必要なのです。

モールか自社かで運営業務やバックヤード業務に大きな違いはございませんが、集客手法はそれぞれ変わってきます。それぞれの集客に必要な事もチャートにまとめましたので参照ください。

モール型ECサイトの場合(楽天市場の例)

集客力が強いモール型だからといって、何もしなければお客様をお店に呼び込むことはできません。買い物目的のユーザーが多数訪れるモールですが、その分競合店も多いです。
例えば楽天市場の場合ですと、楽天広告、スーパーセールなどの楽天企画、メルマガ、ブログ、SNS などは必須で必要になってまいります。

自社ECサイトの場合

自社ECサイトの場合は、楽天と同じくSNSの運用も必須項目ではありますが、やはり王道はSEO対策やリスティング広告などの検索エンジンにむけたSEM施策です。
SEO対策は自社サイトへの集客の要となります。多くの自社ECサイトのなかで集客の5~6割は検索エンジンからの集客です。SNSアプリなどのサービスが急激に普及した今でもSEO対策はWEB集客の柱であり、自社ECサイトを運営するなら必ず取り組むべきです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

モール型サイトか、自社サイトか、どのカートを使うのか、は大きな決断になりますので、必ず自分自身で考えて判断をしてください。
文中でも御伝えいたしましたが、ECサイトについて考えるときの大切なポイントは、実店舗でお店を出すときと同じように考えてみることです。実店舗だとまず最初にどこに出店するかを考えますよね?ECサイトも全く同じです。
webサイトと考えると難しくなってしまうので、実店舗を想像して考えてみると、何を選べばいいか、何をしなければいけないかが、イメージがつきやすくなると思います。

カートが決まったあとの、サイトの構築や集客はS&Eパートナーズにお任せください。貴社ECサイトが成功するためにECコンサルタントが確りとサポートいたします。

ECサイト通販専門SEO対策

この記事の筆者

SEO対策サポートをメインにECサイトのコンサルティング・構築支援を行っています。全日本SEO協会1級、GAIQ(Googleアナリティクス個人認定資)取得。ECサイトの運営経験で培ったマーケティングの課題解決力を生かし、成果に直結する提案に努めてまいります。

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