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【リスティング広告文】初心者にも分かりやすく作成のコツをご紹介!【前編】
リスティング広告の運用をはじめたての初心者の方で、
「なんとなくリスティング広告文を作ってみたけど作り方が合っているか分からない」
「クリック率が上がりやすいリスティング広告文のポイントが知りたい」
といったお悩みを抱く方は多いのではないでしょうか。
【前編】では、そんな方へ向けてそもそもリスティング広告ってなに?というところから、リスティング広告文の作成前に行っておきたい事前準備などを分かりやすく解説します!
【後編】では、リスティング広告文のクリックされやすくなるコツや注意点について、例文と一緒に詳しくご紹介していきます!
目次
リスティング広告について
リスティング広告ってなに?
リスティング広告とは、GoogleやYahoo!などでユーザーが検索したキーワードに連動して表示される広告のことです。
「検索連動型広告」や「CPC(Cost Per Click)広告」と呼ばれることもあり、ユーザーにクリックされると費用が発生する仕組みとなっております。
特定のキーワードで検索しているユーザーに広告を表示させることができる為、自ら欲しい商品やサービスの情報を探している意欲の高いユーザーに対してアプローチすることが可能です。
リスティング広告の主な広告配信先として、「Google広告」と「Yahoo!広告」の2つがあります。
Google検索の検索エンジンシェアは日本国内において約80%程を占めており、Yahoo!検索の検索エンジンシェアは約20%程を占めております。
参照:「Stat Counter Global Stats」調べ(2021年9月~2022年8月)
そのため国内を対象に広告配信を行う際は、「Google広告」と「Yahoo!広告」の2つで広告配信を行うことをおすすめします。
リスティング広告の掲載場所
リスティング広告の掲載場所は、GoogleとYahoo!ともにユーザーが検索した検索結果画面上の上部と下部に表示されています。
左上部分に「広告」と記載が入っているものが、リスティング広告で配信された広告文です。スマホの検索結果画面でも、「広告」の表示が左上に記載されています。
GoogleとYahoo!それぞれで「リスティング広告」と検索した場合の検索結果画面は、以下の画像のような表示になります。
検索結果画面の上部に表示されるリスティング広告は1番目に入る場所にあるため、ユーザーにクリックされやすく、集客などに有利になるため広告の効果が高いとされています。
▼Googleの検索結果画面
▼Yahoo!の検索結果画面
また、左上部分に「広告」と記載が入っていないものは、SEOで表示されたサイトになります。
SEOについては下記の記事で詳しく説明しておりますので、「SEOってなんだろう?」と疑問に思った方はぜひこちらをご一読ください。
読んでほしい!
SEO対策とは?初心者にも分かりやすく対策方法を解説!【2022年版最新攻略ガイド】
SEOとは「Search Engine Optimization」の略称で日本語では「検索エンジン最適化」といいます。そして…
リスティング広告の構成について
リスティング広告とは何かを知っていただいた後は、リスティング広告がどのような構成で作られているかパーツを分けて解説していきます。
表示URL
表示URLは、広告の遷移先となるページURLのドメインが表示されています。
さらに表示URLは広告の設定で、URLの末尾にテキストの表示をすることができますが、それをGoogle広告では「パス」Yahoo!広告では「ディレクトリ」と呼びます。
必ず表示されるとは限りませんが、設定することでユーザーに遷移先のページを分かりやすく説明をすることができます。
「パス」と「ディレクトリ」どちらも、【半角15文字、2個】まで設定可能です。
文字数 | 設定可能数 | |
Google広告(パス) | 半角15文字/全角7文字 | 2個 |
Yahoo!広告(ディレクトリ) | 半角15文字/全角7文字 | 2個 |
見出し/タイトル
Google広告では「見出し」、Yahoo!広告では「タイトル」と呼び、どちらも【半角30文字、3~15個】まで設定可能です。
複数の見出しやタイトルを設定しておくことで、システムが様々な組み合わせを自動的にテストし、掲載結果が最も高い組み合わせが使用されます。
ただし、順番を問わず自動的に組み合わせがテストされるので、どの組み合わせになっても意図しているメッセージが伝わるように設定する必要があります。
文字数 | 設定可能数 | |
Google広告(見出し) | 半角30文字/全角15文字 | 3~15個 |
Yahoo!広告(タイトル) | 半角30文字/全角15文字 | 3~15個 |
また見出しやタイトルで、ユーザーの興味関心を引き立てることができるとクリック率が高まります。
そのため、独自性のある見出しやタイトルをできるだけ多く作成してください。
説明文
説明文は、Google広告とYahoo!広告ともに「説明文」と呼び、どちらも【半角90文字/2~4個】まで設定可能です。
文字数 | 設定可能数 | |
Google広告 | 半角90文字/全角45文字 | 2~4個 |
Yahoo!広告 | 半角90文字/全角45文字 | 2~4個 |
最も多い文字数で自社のサービスや商品の訴求が可能なため、見出しやタイトルでは訴求しきれなかった内容をより詳細に記載します。
また説明文は、見出しやタイトルと同様にシステムが様々な組み合わせを自動的にテストし、掲載結果が最も高い説明文が使用されます。
広告表示オプション
広告表示オプションとは、リスティング広告文とは別に情報を掲載できる機能のことです。
追加で訴求したい内容や電話番号、サイトリンクなど様々な情報を設定することができます。
広告表示オプションを設定すると、検索結果画面でリスティング広告が表示された際のユーザーの視認性が高くなります。
またユーザーがリスティング広告をクリックする以外にも、欲しい情報や気になったサービスについて知り、具体的な行動を促進することができるのでクリック率やコンバージョン率向上が期待できます。
下記の表のように、Google広告とYahoo!広告どちらも設定できる広告表示オプションがあります。
広告表示オプションは設定していても、常に表示されるわけではありませんが、取り扱うサービスや商品によって適した広告表示オプションを設定しておくことで、リスティング広告の効果を高められます。
Google広告 | Yahoo!広告 |
サイトリンク表示オプション | クイックリンクオプション |
コールアウト表示オプション | テキスト補足オプション |
構造化スニペット表示オプション | カテゴリ補足オプション |
電話番号表示オプション | 電話番号オプション |
住所表示オプション | - |
アフィリエイト表示オプション | - |
リードフォーム表示オプション | - |
価格表示オプション | - |
アプリリンク表示オプション | - |
プロモーション表示オプション | - |
画像表示オプション | - |
リスティング広告文を作成する前に行っておきたい事前準備
ここで取り上げている事前準備の3つの要素は、マーケティングの世界では「3C分析」と呼ばれている内容です。
リスティング広告やマーケティングに限らず、ビジネスの基本にもなっている要素なので、しっかりとおさえておきましょう。
ランディングページを熟読し自社の強みを理解する
ランディングページを熟読し自社の強みを理解するとは、競合他社には負けない要素はなにかを知り、明確にすることです。
例えば競合他社が自社と同じサービスや商品を取り扱っていたとしても、価格・品質・デザイン・実績など強みとなるポイントが異なってきます。
そのため、リスティング広告文作成の際には、自社のサービスや商品の強みやセールスポイントを整理してみると良いでしょう。
もし自社の強みをよく理解しないままリスティング広告文を作成し、遷移先となるランディングページとの内容が異なってしまった場合はどうなるでしょうか?
そのリスティング広告文を見てクリックしたユーザーは、求めていた情報と違ったと感じ、ページからすぐ離れてしまいます。
さらにリスティング広告の仕様上、内容と異なるランディングページにユーザーを誘導した場合、広告の掲載順位が落ちてしまう場合がありますので要注意です。
ターゲットとなるユーザーのニーズを調査する
ターゲットとなるユーザーのニーズを調査するとは、
- 「どんなユーザーに自社の商品やサービスが求められているのか」
- 「どんな理由でユーザーは自社の商品やサービスを検討するのか」
などの情報を知ることです。
具体的にはGoogleの「キーワードプランナー」や「ラッコキーワード」といったサジェスト検索ツール等を活用し、出したいリスティング広告の内容に対してユーザーはどんなキーワードで検索しているのかを調査します。
例えば「ネコ ペット」と検索するユーザーは、検索結果からネコをペットとして飼いたいといったニーズが見えてきますし、「ネコ ペットフード」と検索するユーザーは、検索結果からネコ用のペットフードを探しているといったニーズが見えてきます。
▼「ネコ ペット」と検索した場合のGoogle検索結果画面(2022年9月時点)
▼「ネコ ペットフード」と検索した場合のGoogle検索結果画面(2022年9月時点)
このようにキーワードによって検索結果が異なりますので、しっかりと調査をする必要があります。
競合他社の分析をする
競合他社の分析とは、実際に表示させたいキーワードで検索した際に表示される、競合他社のリスティング広告を見てみることです。
具体的には、
- 「見出しやタイトルはどんなことを訴求しているのか」
- 「自社の商品やサービスと比べてどんなところが異なるのか」
等といった箇所を実際に見て分析します。
またリスティング広告を競合他社が配信しているということは、何らかの成果があると仮定することもできます。
まとめ
【前編】ではリスティング広告文のそもそもの話から概要や、事前準備について解説いたしました。
実際に手を動かしてみると想定していた時間よりかかってしまったり、これってどうなんだ?と疑問に思いモヤモヤが増えてくるかもしれません。(私がそうでした!)
【後半】では実際のテクニック面を重視した記事内容になっておりますので、少しでもモヤモヤが晴れればと思います。
また、S&Eパートナーズではリスティング広告の無料相談も実施しておりますので、今、実際に配信している広告の相談をされたいという方やもっと効果的な広告の配信方法について相談してみたいという方は是非一度お問い合わせ下さい。
※当ページに掲載されている、Google、Googleロゴ、Gロゴ、その他すべてのGoogleが提供するサービスを表示する商標及びロゴは、GoogleLLCの商標又は登録商標です。
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S&Eパートナーズ株式会社でWEB広告の運用サポートを行っております。 WEB広告未経験で入社したからこそ、初めての方にも分かりやすくサポートさせていただけるよう心がけております。
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