SEO対策において非常に重要とされている「E-A-T」ですが、その中に「権威性」というものがあります。権威性とは、コンテンツの内容だけではなく、「誰がそのコンテンツの発信源なのか」を重視とするものです。
特に医療業界などのYMYL領域において「権威性」の影響を大きく受けている傾向があります。YMYL領域では間違った情報が重大な事件や事故を起こしかねないため、個人の発信よりも病院やクリニックといった医療機関や、政府系サイトが発信するコンテンツが信頼性があると判断され、上位化されています。
もちろん、YMYL領域以外でも「権威性」は非常に重要視されています。しかし、どのようにしてサイトの「権威性」を高めることができるのでしょうか。
そこで今回は、「権威性」を高めるための3つの方法をご紹介いたします。その他の「専門性」「信頼性」もご紹介いたしますので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
SEOにおいて「権威性」を高める3つの方法
SEOにおいて「権威性」を高める3つの方法は次の通りです。
著者名・運営会社名を開示する
「権威性」は、「誰がそのコンテンツの発信源なのか」を重要視しております。そのため、サイト上に著者名や運営会社名を開示することで「権威性」を高めることが出来ます。
また、YouTubeやTwitter・InstagramなどのSNSで、ある程度影響力を持っていると著者名や企業名があるというだけで、ユーザーやGoogleは有益な情報を発信していると認識し、「権威性」を得ることができます。
ドメインパワーの強いサイトから被リンクをもらう
「権威性」を高める方法として、ドメインパワーの強いサイトから被リンクを獲得することです。ドメインパワーについては「ドメインパワーがSEOに及ぼす影響は?良質なコンテンツの重要性について」にて詳しく解説しておりますので、ぜひご覧ください。
すでにGoogleから評価を得ているサイトから被リンクを獲得すると、「権威性」アップへとつながります。特に、政府系サイトは非常に信頼されており、Googleから評価が高いサイトであるため、政府系サイトからの被リンクを獲得することができれば、Googleから「権威性のあるサイト」と評価される可能性が上がり、上位化される傾向にあります。
しかし、被リンクを獲得するためにはしっかりと良いコンテンツ発信を行わなければなりません。良いコンテンツを作ることで、「このサイトは参考になりますよ」と紹介され、被リンク獲得することができます。
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サイテーションを獲得する
サイテーションとは、ネットやSNS上で個人名、企業名、店舗名、サイト名などを他者から言及されることです。他サイトのブログやSNSでお店や企業の商品・サービスについて言及されると、サイテーション効果を得られ、それをGoogleが評価をします。
そのため、他の人が拡散したくなるような商品・サービスの提供は非常に重要なのです。
ここまで、「権威性」の高め方についてご紹介いたしました。「権威性」は一朝一夕で得られるものではございません。ご紹介いたしました3つを継続的に実施していくことで、Googleから評価され始めます。「権威性」を高めるために継続的なコンテンツ発信や良質な商品・サービスの提供等を行っていきましょう。
SEOは「権威性」を高めるだけではない!【E-A-T対策】
冒頭でもお伝え下通り、E-A-Tには「権威性」のほかにも「専門性」「信頼性」があります。ここでは、これら2つの高め方についても簡単にご紹介いたします。
専門性を高める
専門性を高める方法は次の通りです。
- サイトのジャンルを特化する
- 一次情報を伝える
- 専門知識の質だけではなく、量も高める
「サイトのジャンルを特化する」については、複数のジャンルを1つのサイトにまとめてしまうと、何を発信しているサイトなのかが分かりにくくなります。そのため、ジャンルは特化しておくことをおすすめいたします。
「一次情報を伝える」では、体験談や実際にその業界で働いているからこそ知ることができる情報を発信します。一次情報を発信すると「信頼性」アップにも繋がります。
「専門知識の質だけではなく、量も高める」では、情報の質ももちろん大事ですが、その分野に関する情報量も大事であるということです。ある分野の専門知識を一部分発信しているより、その分野について幅広く情報発信している方が信頼性が高まります。
信頼性を高める
「信頼性」を高める方法は次の通りです。
- 著者名・運営会社名を開示する
- 編集ポリシーを公開する
- 信頼性の高いサイトから情報を引用する
「著者名・運営会社名を開示する」は「権威性」だけではなく「信頼性」を高める方法です。サイト運営されている方は必ず著者名、もしくは運営会社名を開示しましょう。
次に編集ポリシーとは、どのような方向性・ゴールを目指してコンテンツを運営しているかといった「メディアの理念」のことです。編集ポリシーを公開すると、ユーザーやGoogleにどんな運営元なのかを理解されやすくなり、信頼性につながります。
最後に「信頼性の高いサイトから情報を引用する」では、厚生労働省や公式サイトから情報を引用することを意味します。信頼性の高いサイトからの情報の引用することでユーザー・Googleともに「信頼性」アップに繋がります。
「E-A-T対策が難しい…」そんなときはSEO対策のプロにご相談を
ご紹介いたしました、「専門性」「権威性」「信頼性」を高めることは一朝一夕ではできることではありません。また、「E-A-T対策」を行えば必ず上位化されるということもありませんので、注意しなければなりません。
そのため、テクニカルSEOやユーザービリティが考えられたサイト構成やコンテンツ追加等を行い、上位化を目指さなければなりません。しかし、こういったSEO対策をしていくには、何がサイトの課題なのかを知る必要があります。
そんな方におすすめなのがSEO対策無料診断です。SEO対策無料診断では、SEO対策無料診断では、以下のような視覚的に改善箇所がわかるバブルチャートや、各改善箇所の順位への影響度が記載されたSEO対策無料診断資料をお送りいたします。
ご希望のキーワードとサイトをお伝えいただけましたら、S&Eパートナーズが診断内容を基に、具体的な改善施策を別途資料でお送りいたします。資料を参考に改善を実施してみたり、「自社ではこれ以上のSEO対策は難しそうだな」と思われたなら、そのままSEO対策のご依頼をしていただいても問題ございません。
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YMYL領域ではE-A-T対策が特に重要になる
ここまでE-A-Tについてご紹介いたしましたが、YMYL領域では、特にE-A-Tは重要視されております。「Your Money or Your Life」とは、の略称で「人々の幸福、健康、経済的安定、安全に影響を与える可能性のあるページ」とされています。
例えば、医療・金融・法律・ニュースなどがYMYLに当てはまります。ご紹介したような業界は人々の人生に影響するため、情報に「専門性」「権威性」「信頼性」が重要視されるというわけです。
E-A-T対策がされていないと、Googleアップデートの影響で順位が下落するといったことがあります。S&Eパートナーズでは、Googleアップデートの影響による順位下落からの回復事例がございます。アップデートの影響で順位下落されたという方は、ぜひお問い合わせください。原因を追及し、解決へのご提案をいたします。
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まとめ
いかがでしたでしょうか。「権威性」を高めるための3つの方法をご紹介いたしましたが、その他の「専門性」「信頼性」も合わせて高めていかなければなりません。また、E-A-T対策だけではなく、しっかりとSEO対策を実施することで上位化することができます。
S&Eパートナーズでは、医療やクリニックといったE-A-Tが重要とされるサイトの上位化実績がございますので、安心してお問い合わせいただけますと幸いです。医療・クリニックや法律などのサイトで「Googleアップデートの影響で順位が下落してどうしたらいいのかわからない」といったお悩みがございましたら、まずはSEO対策無料診断をぜひご利用ください。E-A-T対策を考慮したSEO対策診断と上位化に必要なご提案を致します。
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