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S&Eのサービス
投稿日 : 2023/02/28 更新日 : 2023/03/09

WEBマーケティング戦略の設計方法を公開します。


S&Eのサービス
WEBマーケティング戦略の設計方法を公開します。

ホームページからの問い合わせを増やしたい!売上を上げたい!仕組みを作りたい!
という企業の様々な目的・目標を達成するために必要なソリューションと戦略をご提案する「S&EパートナーズのWeb集客仕組化プラン」

本日は、当プランのなかでもイメージが沸きずらい「初期に行うWebマーケティングの戦略設計って何するの?」の疑問にお答えすべく、
実際の事例をもとに、具体的なスケジュールに沿って出来るだけイメージが付きやすいように実録で紹介します。

お客様と伴走しながら作る「戦略の設計方法」がイメージが付き、ご興味持っていただけましたら幸いです。

>S&EパートナーズのWeb集客仕組化プラン

今回Webマーケティングの戦略設計をしたお客様

VR空間を使用した新たな事業の立ち上げられたお客様。
事業再構築補助金を利用し新規事業を開始され、ホームページもまだない状態からのご依頼です。

採択もされ使用できる予算の枠は決まったけれど、何に、いつ、どれくらい、予算を使っていいのかわからない
新規事業なのでWEBだけに固執せずアナログ戦略も意識しつつ、Webマーケティングでやるべきことを決めていきたい、とご要望を頂きました。

集客チャネルが多様化した現代、本当によくご相談いただくお悩みです。
そう、皆様なにをしていいのかわからないのです。

ここをクリアにしていくのが戦略設計の醍醐味でもあります。

Webマーケティングの戦略設計で決めること

Webマーケティングの戦略設計で行うことは以下の7ステップです。

  • ①競合分析調査/現状調査
  • ②自社の強み・弱みの明確化
  • ③KGI/KPIの決定
  • ④ターゲットの明確化(ペルソナの作成)
  • ⑤カスタマージャーニーマップの作成
  • ⑦web集客ソリューションの確定(戦略の確定)

これらを決めていくことで戦略が確定します。

戦略とは、「何を」「誰が」「いつ」「いくらで」を根拠を基に明確にすることです。
この7つのステップを踏むことで、戦略がクリアになります。

戦略設計ができるまでの実録

初期戦略設計は約一ヵ月半かけて行います。

1月下旬にお声がけをいただきましたので、2月末に戦略がきまっていることがゴールです。具体的には以下のようなスケジュールで戦略を作っていきます。出来るだけイメージが付きやすいように実録で紹介します。

1月18日 お客様との初回ヒアリング

  
先ずは今回の事業について詳しくお話をお伺いします。

事業内容やサービスの事は勿論、この事業を将来どうされていきたいのか、またその中で今回S&Eパートナーズに何を期待されているのか、を確認し相互認識をあわせていきます。

冒頭でもお伝えしましたが、今回のご要望は「Web集客でやるべきことを決めていきたい」

ですが、WEBマーケティングの力は、非常に強力ですが何でもできる魔法の杖ではありません。我々S&Eパートナーズも何でもできるわけではありません。今回の案件ではありませんでしたが、真剣に考えているからこそ、お客様のご要望に対して出来る事、出来ない事をこの段階で誠実にお伝えさせて頂きます。

1月19日※S&E社内ミーティング※ 

 
初回ヒアリングのあとにS&Eパートナーズのプロジェクトメンバーを選定します。

今回は広告が担う部分が大きくなりそうでしたので広告担当を2名アサインし、4名でのチーム編成。今回のようにおおよその集客ソリューションの目星から編成することもあれば、業界やサービスに精通しているメンバーを編成することもあります。例えば、医療関係のプロジェクトなら前職で医療業界に長くいた田代を必ずメンバーに加えます。

ヒアリングの内容から不明な部分やまだ深堀りしたい部分をピックアップし、おおよその戦略イメージを議論しあい、キックオフミーディングの準備をします。

1月24日  お客様とのキックオフミーティング

キックオフミーティングでは、メンバーの紹介と今後1カ月のスケジュールをお伝えし、7つのステップの詳細を説明しお客様にこれからのイメージを持っていただきます。
また、社内のミーティングにてS&Eメンバーからでた事業や商品にたいする疑問点を確認させて頂きつつ、お客様からサービスのデモ画面を共有いただきながら事業への理解を深めていきます。

この時にお客様のサービスへの想いや開発秘話を理解することが大切ですが、S&Eパートナーズが大切にしている事が「徹底的なユーザー目線」です。
このサービスを利用する人はどんなところが気になるのか、何が決めてになるか、自分だったら購入するだろうか、徹底的なユーザー感覚でお客様に質問していきます。

1月26日 ※S&E社内ミーティング※

昨日の打合せ内容を基に「現状調査/競合分析調査」を行い、「自社の強み・弱みの明確化」の形を作っていきます。

現在すでにWEBマーケティングに取り組まれている企業の場合は、現状調査が非常に重要です。どんな方がどの流入経路からいつ買っていくのか、非常に有益なデータがとれ、伸ばすための対策が打ちやすいからです。
しかし、今回は新規事業立ち上げのため現状調査は行わず、競合分析を徹底的に行います。

  • 競合にはどのようなサービスがあるのか
  • 競合はどんなWEB戦略をとっているのか

特に検索エンジンマーケティングに精通しているS&Eパートナーズでは、競合サービスの流入キーワードやリスティング広告の出稿状況を確認し、競合を丸裸にしていきます。
そして、競合を知ることで「自社の強み・弱み」が明確化していきます。

調査結果を資料にまとめお客様への報告の準備をします。

2月2日 お客様との第2回ミーティング

 
競合の調査結果と自社の強み・弱みを明確化したものをお客様に報告します。
競合調査の結果については、お客様がご存じなかったサービスがあったり、ベンチマークしていたサイトの戦略がわかった!と何をしなければいけないか、ぼんやりとイメージができてきたとお声を頂きました。
「自社の強み・弱み」に関してもおおむね問題なく、次のステップ「ペルソナとカスタマージャーニー」の作成に進みます。

2月6日、7日 ※S&E社内ミーティング※ ×2回 

もっとも大変なペルソナとカスタマージャーニーの作成です。
ご存じの方も多いかと思いますが、「ペルソナ(persona)」とは、サービス・商品の典型的なユーザー像のことで、「カスタマージャーニー」はその顧客が商品やサービスを知り、購入・利用意向をもって実際に購入・利用するまで顧客が辿る一連の体験を「旅」に例えたものです。

ペルソナとカスタマージャーニーはマーケティング施策におけるKPI(目標数値)の明確化のためのもの、webマーケティング戦略に不可欠です。

先ずは、どんな人や層がターゲットになりうるのかを考え、ターゲットをきめます。
ターゲットが決まると、それはどんな人物であるかを想像し具体的なイメージに落とし込んでいきます。これがペルソナです。

ペルソナが決まれば、その人物が購買にいたるまでの行動をさらにイメージし、具体化していきます。これがカスタマージャーニーです。

webマーケティング戦略の作り方資料

ペルソナで決めることは、年齢、性別、正確、職業、年収、居住地、情報収集の手段、趣味・休日の過ごしかた、困っていること、心配事、ニーズ、
そのペルソナがサービスに出会うタッチポイントを考え、その際のペルソナの感情、その際のペルソナの最高の体験、そしてその体験を生むためのアクションプランを作っていきます。

文章で書くと簡単ですが、これが難しいのです。
あらゆるターゲットの可能性をメンバーとああでもない、こうでもないと議論していきます。

今回作ったペルソナは合計8人、それに合わせて8つのカスタマージャーニーマップを作成しました。

2月10日 お客様との第3回ミーティング

 
出来上がったターゲット、ペルソナ、カスタマージャーニーを報告します。

webマーケティング戦略の作り方・ペルソナ資料

お客様の中でも想定されていたターゲットや、全く想定されていなかったターゲットもあり、様々な発見あるとお喜びいただきました。
ターゲット、ペルソナ、カスタマージャーニーも固まり、いよいよ、KPIである数値目標と各集客ソリューションを確定し戦略をつくっていきます。

2月14日 ※S&E社内ミーティング※

 

作成したカスタマージャーニーからユーザー行動モデルであるAISASに添ってターゲットとアクションプランをピックアップしマッピングしていきます。
そうすることで、ターゲットに接触するために行うべき施策の全体像が見えてきます。今回はお客様の有望にもあるとおりアナログ戦略まで含めていますので、以下の集客ソリューション。

数が多いため、ホワイトボードにピックアップしながら進めます。

  • WEB広告(検索連動型広告、リターゲティング広告、サーチターゲティング、業界ターゲティング)
  • サイト制作
  • SEO対策
  • 各種SNS運用
  • プレスリリースの配信
  • DM送付
  • メルマガマーケティグ
  • ウェビナー開催
  • ホワイトペーパー作成

必要なソリューションが固まったところで重要なのが優先順位、どの施策から実行してくかを決めていきます。想定される全ターゲットに対して全ソリューションを使って最初からアプローチすると予算がいくらあっても足りません。
また、今回のお客様は事業再構築補助金を使用するため採択された予算も決まっています。そのためまず2か年計画をたて、最初の1年で何をやっていくのか決めていきます。

webマーケティング戦略の作り方資料

先ずは、AISASの最も購入に近い「興味」「検索」部分の施策から行っていきます。カスタマージャーニーをしっかりと作っていると、どの施策の優先度がたかいか、迷うことなく決めていけます。

ここからは各ソリューション毎にKPIを決め、次回打ち合わせの27日お客様に戦略をお伝えできるように計画します。

WEB広告であれば媒体毎の配信先(キーワードや面)や、広告費、獲得流入数が目標のKPIになります。
SEOの場合は、キーワード、必要なコンテンツ、獲得流入数などです。

2月27日 戦略確定!

 

戦略の詳細説明を行い、あわせて費用が何にどれくらい使用するべきかお伝えします。
お客様にも内容にご納得いただき戦略の確定です。

webマーケティング戦略の作り方資料

また、それぞれのソリューションの役割分担も明確にしてきます。
今回はサイトの制作の構成案、広告運用代行、SEO対策のサポートをS&Eパートナーズにて引き続きご依頼頂きましたので計画を基に進めていきます。
お客様にて行っていただく内容もしっかりとお伝えし、1年間のWebマーケティングの計画を把握頂きます。

これにて、戦略が確定し「何を」「誰が」「いつ」「いくらで」がクリアになりました。

また、今回作成した設計資料は全40P
今後マーケティングを行っていく際の羅針盤となります。

コンテンツを書く時や、広告文を書く時、ペルソナやカスターマージャーニーを振り返ることで、各施策の精度が格段によくなります。

この初期戦略設計は1サイト40万円でご案内していますので、戦略設計してほしい!という方は是非お声がけください。

まとめ

いかがでしたでしょうか。初期戦略設計のイメージが沸いていただけたでしょうか。
今回、お客様を交えての打合せは初回ヒアリングとあわせて計4回。その間、私たちS&Eパートナーズの社内での打合せは5回行いました。
WEBマーケティングはスピーディーに早く計画を立てるに越したことはないのですが、あわてて設計をしても上手く行かない場合が多く、時間も労力もかけ丁寧に設計していきます。

また、戦略設計は大切ですが、このあとの行動が最も大切です。計画を立てて行動し、測定・評価の後、改善することが重要です。
マーケティングは良い意味でも悪い意味でも計画通りにいかないことが多いです。その際に以下に軌道修正できるかが、成功への鍵になります。こちらのお客様ともこれから月に1回のうちあわせを行いながら、しっかりと伴走させて頂きます。

これからweb集客に取り組みたい、または見直したいとお考えの企業はぜひ一度無料相談にお申し込みください。戦略設計において有益な情報をご提供します。


この記事の筆者

SEO対策サポートをメインにECサイトのコンサルティング・構築支援を行っています。全日本SEO協会1級、GAIQ(Googleアナリティクス個人認定資)取得。ECサイトの運営経験で培ったマーケティングの課題解決力を生かし、成果に直結する提案に努めてまいります。

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