広告運用者が考えるSEO対策を絶対に行った方が良い理由

普段、広告運用でお客様をサポートしているとSEOにはあまり目を向けられていないお客様が意外と多いのだなと感じます。しかし、「今、広告から反響が出ているから」と広告に頼りっきりになってしまうのは非常に危険です。今回はWEBからの集客は広告に頼りっぱなしでSEO対策にはほとんど手を付けていらっしゃらない方に、広告運用者である私がなぜSEO対策も併用していただくことを強くオススメするのかをご説明いたします。

SEO対策とリスティング広告の違い

SEO対策とは

SEO対策とは検索結果上位に表示されるようにサイトを最適化し、WEBサイトを検索エンジンに評価されるように取り組む対策です。

リスティング広告とは異なり、広告枠ではなく検索結果のコンテンツとしてWEBサイトが表示されます。リスティング広告と比べるとクリック率が高くなり、また無料で掲載ができるため、大量のクリックを獲得することが出来ます。SEO対策では、サイトの構成の見直しやコンテンツの充実など、SEOを意識した専門的な取り組みが不可欠となります。

リスティング広告とは

リスティング広告は検索結果の上部もしくは下部に表示される広告枠のことを指します。キーワードをオークション制で入札し、広告枠を買い付けることで広告を表示させます。通常、成果が出るまでに時間のかかるSEO対策とは異なり、即効性があり、蓄積したデータから柔軟性な運用ができる点が大きな特徴となります。

SEO対策を行っていればリスティング広告の欠点が補える

即効性があり、柔軟な運用が可能なリスティング広告ですが、もちろん完璧なわけではありません。デメリットもあります。

• 絶えず広告費が必要になり広告コストを削りにくい
• クリック率が低いため、狙ったキーワードの多くのユーザーをとり逃している
• オークション制でクリック単価が変わるため外部環境の変化でクリック単価が高騰しやすい

以上のように長期的な視点でWEBマーケティングを見た時には無視できないデメリットがあります。こうしたデメリットを補おうとするとどうしてもSEO対策が必要となります。

たとえば、外部環境の変化でクリック単価が高騰してしまい予算内で獲得できるクリックが減ってしまった場合でもSEO対策の成果が出ていれば、一気にWEBサイトへのアクセスがゼロになってしまったという事態は防げます。実際にリスティング広告で成果が出ているからと広告に頼り切ったことでSEO対策を行ってこず、他社競合がどんどんリスティング広告を開始したことで広告費用対効果が高騰してしまったというケースは少なくありません。

もちろん反対にSEOの順位が一気に下がってしまった場合でもリスティング広告を併用していれば、WEBサイトのアクセスが0になることもありません。

SEO対策とリスティング広告はどちらも欠かせない両輪

「SEO対策とリスティング広告、どちらを実施すべきか」という質問に対する回答は「両方実施すべき」というものになるかと思います。WEBは動きが早く、トレンドや環境はどんどん変わっていきます。そんな中でどちらか一方だけに取り組み、リスクを分散していないのは非常に危険です。

もちろん、SEO対策とリスティング広告の特性の違いや、施策に割くことが出来るリソースを考慮した時、どちらかを優先して導入すべき時もあります。しかし、最終的にはSEO対策とリスティング広告を両輪ととらえ、一方に依存することなくWEBマーケティングの戦略を立てていく必要があるのです。

SEO対策・リスティング広告の導入ならまずは無料相談窓口から

特に中小企業のお客様の場合、使えるリソースや広告費が制限されることが多いかと思います。そうした場合に大切になってくるのが、力をかけるバランスや優先順位の組み立てです。S&Eパートナーズではお客様の現状を詳しくお伺いして今の状況に即したWEB集客のプランをご提案しております。何から手を付けたらよいのかわからないという方はもちろん、取り組みをはじめたものの、今の対策を続けていていいのかわからないという方も是非一度S&Eパートナーズの無料相談窓口をご利用ください。

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