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SEO対策
投稿日 : 2026/09/25

LLMO・AIO対策の実績・事例紹介!AI経由流入8.7倍・AIO引用など実測データを公開します。


SEO対策
LLMO・AIO対策の実績・事例紹介!AI経由流入8.7倍・AIO引用など実測データを公開します。

こんにちは。S&Eパートナーズの門田です。

ここ1年ほどで、お客様からのご相談内容が大きく変わりました。以前は「検索順位を上げたい」が中心でしたが、最近は「ChatGPTに聞いたとき、うちの名前が出てこないんです」「AI検索対策って、実際に成果が出ている会社はあるんですか?」というご質問をいただく機会が圧倒的に増えています。

LLMO(大規模言語モデル最適化)やAIO(AI Overviews対策)という言葉は広まりましたが、「で、実際に何がどれだけ変わったのか」を数字で公開している事例はまだまだ多くないと感じます。

そこで今回は、自社サイトでの実証結果や実際にご支援しているお客様2社のGA4・Google Search Console・Ahrefsの実測データをもとに、AI検索で引用されているサイトの事例を紹介します。
「LLMO 事例」「AIO 実績」と検索される方のご相談を伺っていると、知りたいことは概ね次の3つに集約されます。

  • AI検索対策をやると、実際に流入や問い合わせは増えるのか
  • 増えるとしたら、どれくらいのスピードで、どれくらいの規模なのか
  • 自社がやるとしたら、何から手をつければいいのか

この記事では、この3つに実データでお答えします。

【事例①】自社サイトでLLMOを実証し、AIの推薦で問い合わせが発生

まずは、私たちS&Eパートナーズ自身の事例からです。

対象:S&Eパートナーズ自社サイト
施策:LLMO対策(AI検索最適化)+ SEO対策の統合運用

私たちは営業専任スタッフを置かず、自社サイトの集客でお問い合わせをいただく「反響営業型」の会社です。つまり自社サイトの成果がそのまま会社の売上に直結します。
だからこそ、LLMOについても「お客様で試す」のではなく、まず自社サイトで実証してからご提案するという順番を徹底してきました。

実施した4つの施策

施策 具体的な内容
①想定質問文の定点観測 ユーザーがAIに入力しそうな質問文を洗い出し、AIの回答内容を毎月記録
②引用されやすい形への整理 結論を先に述べる構成・一問一答・FAQで、AIが抜き出しやすい形に整える
③事実情報の明示と統一 実績・料金・対応範囲などをサイト内に明記し、サイト内外で表記を統一
④サイテーションの獲得 第三者メディアや比較記事での言及を増やす

特に③の「事実情報の明示と、サイト内外での表記統一」が地味ですが効果がありました。AIは「この会社は何ができて、いくらで、どこまで対応するのか」が曖昧なサイトを、自信を持って推薦してくれません。

料金ページや対応範囲の記述を整理するだけでも、AIの回答内容は変わります
門田 雅史
門田 雅史

得られた3つの成果

以下のような質問文で推奨されることによって、いまでは反響の40%はAI経由です。

1. Google AI Overviewsに表示
質問文:「大阪 SEO会社 おすすめ」

2. ChatGPTの第1候補として紹介
質問文:「大阪の整骨院向けSEO会社」

3. AIの推薦から、実際にお問い合わせが発生
質問文:「施策の反映まで代行できるSEO会社」

3つ目が最も大きな成果でした。AI経由のお問い合わせは、すでに「将来の話」ではなく「今起きていること」です。
「おすすめの◯◯会社は?」とAIに聞かれたとき、候補に挙がる状態をつくる。これがLLMOのゴールであり、自分たちで試して成果が出た手法を、そのままお客様にご提案しています。

【事例②】LLM(生成AI)経由の流入が1年で8.7倍に(ウィッグ通販EC 様)

対象:ウィッグ通販EC 様/自社EC運営
施策:SEO対策 + LLMO対策
※本記事ではお客様名を匿名化しています。

SEOの土台が積み上がっている

この事例でお伝えしたいのは、「AI露出は、突然生まれたわけではない」ということです。

指標 数値
ビッグKW「ウィッグ」 最高1位・8年以上上位を維持(現在2位)
平均掲載順位 8.7 → 6.4(前年同期比/GSC)
オーガニックセッション 556,054(年間/GA4)
エンゲージメント率 67.91%(平均より11.47%高い)
  • 「ウィッグ」「医療用ウィッグ」ともに最高1位を獲得し、現在も2〜4位で安定推移
  • 直近3ヶ月でクリック8.3万・表示203万(Google Search Console)
  • CTRは前年同期の3.6%から4.1%へ改善
  • 指名検索は月間9,900前後で安定的に推移

この土台があったうえで、LLMO施策を実行していきました。

LLM経由の流入:69 → 603ユーザー(1年で8.7倍)

GA4の参照元・リファラからLLM経由のアクセスを識別し、月次で計測しています。

事例②ウィッグ通販EC様のLLM経由流入推移グラフ(GA4)。2025年7月の69ユーザーから2026年7月の603ユーザーへ8.7倍に増加

指標 数値
LLM経由の流入(2026年7月) 603ユーザー
1年前比 ×8.7(69 → 603)
サイト全体に占める割合 0.54%(1年前は0.07%)
ChatGPTの構成比 97.2%(586 / 603)

グラフから読み取れることは3点です。

  • 2026年3月以降、伸びが一段階加速している
  • 流入元はChatGPTに大きく偏在している(97.2%)
  • 絶対数はまだ小さいが、増加率は他のどのチャネルも大きく上回る

AI Overviewsでの引用数

流入数だけでなく、「そもそもAIの回答にメンション・引用されているのか」も毎月記録しています。

事例②のAI Overviews引用数の推移グラフ(Ahrefs)。2026年1月以降に増加し直近は300件前後で推移

2026年1月以降に一段上がり、直近では300件前後で推移しています。

そして、ここがこの記事で最もお伝えしたいポイントです。

AI Overviewsに引用された12キーワード(「医療用ウィッグ」「ウィッグ 洗い方」など)は、いずれも検索1位のページが引用元になっていました。

GoogleはAI OverviewsとAIモードについて、従来の検索ランキング・品質システムを土台にしていると説明しています。実測データもその通りで、上位表示できているページほど、AIの回答で引用されやすいという関係が確認できました。

メンション数のさらなる増加

「ウィッグ おすすめ」のような比較検討クエリでは、出典リンクとしては引用されるものの、回答本文でブランド名が名指しされない状態の設問もありました。

引用されていても購入には繋がりにくく、ブランド名が言及・推奨されるようなメンションが発生しない限りは、ユーザーの比較検討に商品が含まれません。
この比較の土俵に乗れなければAIからの送客は生まれません。そのため現在は、価格帯情報の集約と、差別化ポイントの本文露出を次の施策として実行し、いかに細かなキーワードでもメンションを表示できるかを追っています。

【事例③】EC意外でもAI経由の流入は伸びています。 (キャンピングカー販売・レンタル様)

対象:キャンピングカー販売・レンタル 様/全国に販売・レンタル拠点を展開
施策:SEO対策
※本記事では社名を匿名化しています。

BtoCのECだからAIが伸びるのでは?というご質問をいただくことも多いです。
3つめの事例はまったく業種の異なる事例もご紹介します。

ビッグキーワード「キャンピングカー」で1位を維持

指標 数値
ビッグKW「キャンピングカー」 1位(2024年以降ほぼ1位を維持)
主要20KWのうち10位以内 18 / 20
これまでに1位を獲得したKW数 12 / 20
主要20KWの平均順位 4.8

「キャンピングカー」「キャンピングカー 販売」「キャンピングトレーラー」といった主要ワードで1位を獲得・維持しており、「ベンツ キャンピングカー」は2026年6月に1位、「キャラバン キャンピングカー」は3位と、最高位の更新も続いています。

LLM経由の流入:16ヶ月で67 → 460ユーザー

事例③キャンピングカー販売・レンタル様のLLM経由流入推移グラフ(GA4)。16ヶ月で67ユーザーから460ユーザーへ増加

指標 数値
LLM経由の流入(2026年7月) 460ユーザー
1年前比 ×3.8(121 → 460)
サイト全体に占める割合 0.23%(1年前は0.07%)
ChatGPTの構成比 92.2%(424 / 460)

注目していただきたいのは、同期間のサイト全体のユーザー数は約1.5倍だったという点です。

LLM経由流入とサイト全体ユーザー数の伸び率比較グラフ。サイト全体1.5倍に対しLLM経由は3.8倍・8.7倍

業種もサイト規模も違う2社で、LLM経由の流入だけがサイト全体の伸びを大きく上回るペースで増えている。これが現時点での私たちの実測結果です。

まずは自然検索流入が最低条件

ここまでの事例を振り返ると、共通点はどシンプルです。

LLMOはSEOの土台の上に積み上がることを示す概念図。SEOの土台・LLMO施策・AI検索での露出の3層構造

AI検索対策の土台には、必ずオーガニック(自然検索流入)露出があります。

事例②でAI Overviewsに引用された12キーワードは、すべて検索1位のページでした。事例③でAI経由の流入が伸びているサイトは、ビッグキーワードで1位を維持しているサイトです。事例①の自社サイトも、もともとSEOで上位を獲れているページがAIに拾われました。

つまり、

LLMOは、SEOの代わりではありません。SEOの土台の上に積み上がる「もう一段」の施策です。

構造化データを実装した。AIが理解しやすいように結論ファーストにした。FAQを作った。それだけでAIに引用・言及されることはありません。AIが参照できる場所に、AIが引用したくなる品質の情報が、そもそも存在しているか。ここが出発点になります。

逆に言えば、すでにSEOに取り組んでいる企業様や取り組まずとも自然検索流入がそこそこある、という企業さまこそAIO・LLMO対策の成果は出やすいということでもあります。

まとめ

今回ご紹介した3つの事例から言えることは、次の1行に尽きます。

AIに選ばれる会社は、AI向けの小手先の対策をしたのではなく、検索エンジンにもAIにも評価される情報を、地道に積み上げてきた会社だった。

とはいえ、「自社が今、AIにどう説明されているのか」「SEOの土台はどの程度できているのか」は、外からは見えにくいものです。

S&Eパートナーズでは、貴社サイトがAIにどう引用・言及されているかと、SEO上の課題をあわせて分析する「AI検索・SEO診断(30,000円/税抜)」をご提供しています。

  • LLMO対策に興味はあるが、何から手をつければいいかわからない
  • 構造化データなどは実装したが、AIに自社が引用されない
  • 競合がAIにどう紹介されているかも含めて知りたい

こうしたお悩みがあれば、まずは現状把握のための“健康診断”としてご活用ください。

AI検索・SEO診断レポート

なお、LLMOの基礎知識や具体的な対策手法については【2026年最新】LLMO(大規模言語モデル最適化)とは?で、AI時代の社内体制づくりについてはAI検索時代の集客は「営業×マーケの連携」で決まるで詳しく解説しています。あわせてご覧ください。

LLMO・AI検索対策サービスの詳細を見る

この記事の筆者

SEO対策サポートをメインにECサイトのコンサルティング・構築支援を行っています。全日本SEO協会1級、GAIQ(Googleアナリティクス個人認定資)取得。ECサイトの運営経験で培ったマーケティングの課題解決力を生かし、成果に直結する提案に努めてまいります。

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